続・「風の散歩道」 K068 弘前市郊外、船沢周辺


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 春、新緑爽やか「岩木山」
「この辺は“防風柵”の為さっぱり景色が見られないんだよな~」と、冬の姿を思い出しながら帰路についた前回の散策。
それから数日後、この日出掛けた先は弘前市郊外船沢周辺。
真冬の雪道、あえて幹線道路を避け農道を走ってみた日の事を思い出し出掛けたのがここ弘前市の船沢周辺。
その時のポプラ(だと思う)の印象が強く残り、「この時期の景観は?」との思いで出掛けてみた。
続・「風の散歩道」 K059 船沢周辺の農道・・・弘前市郊外

今回はそんな思いで散策をした一景。
土手の上に高く伸びるポプラはまだ芽吹きも無く、また杉の木は色濃い緑で土手の上に並んでいる。
土手の斜面とりんご園の敷地だけはようやく緑のジュータンを敷きはじめ、その真後ろには「岩木山」がどっしりと構えていた。
冬の散策時には雲隠れの岩木山(角度も違うが)、この日は残雪姿の絶景を見せてくれた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K067 弘前市三和周辺?


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 ヒョッこり姿を見せた「岩木山」
この日は北津軽を見てみようかと、まずは五所川原方面を目指してみた。
五所川原にあるドームを右手に見ながら北上するも、今いち気が乗らない。
市郊外辺りからグイッと左にハンドルを切り木造方面今の“つがる市”へと向かったものの・・・
どうにも気が乗らず、今度は南下をし始めた。
・・・ではあったのだが、左右どちらの眺めも今いちで“何となく通り過ぎてしまう”状態がしばらく続いた。
途中から山手(岩木山)の方へ入り込んでみるも今一、今二、今三と続く。

そんな中見つけたここは、鶴田市と隣接する弘前市三和周辺?。
集落の中、さらに脇道へ入りまた抜ける。
それを繰り返すうち、ヒョイと姿を見せたのが「岩木山」。
“早く見つけろよ!”と言わんばかりに萱の間から顔を出していた。
梅に桜に黄色いレンギョウ・・・、ここ数日の暖かさにいっせいに色気づいた津軽平野。
大地の彩りまで、この日はあと一歩であった。

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続・「風の散歩道」 K066 旧浪岡・樽沢周辺の集落

 


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 山野逆さまの景色・・・旧浪岡・樽沢周辺の集落 
前回 [K065] の散策から数日後の事、りんご園の山中を見回した続きをすることにした。
前回はりんごの木を切り出した一面緑の広場、所がこの日は一面ドス黒い茶色一色。
それもそのはずで、西に岩木山、遠く東には八甲田連峰が覗くここは田園地帯。
自前の脳ミソでいくと、「平野部は緑、山手はまだ茶色」と無意識のうちに高低差で決め込んでいたのだが、実は現実は逆であった。

それだけ田んぼの草はことごとく排除されていると言う事なのだろ。
畦道にうっすらと草が見える程度で、樹木は今だ冬眠中といった色合いだ。
今回はそんな季節の狭間に迷い込んだ思いの一景。・・・とブログには書いておこう!
この“・・・とブログには書いておこう!”のくだり、その昔コマーシャルで流れていたセリフ、高校の頃であったろうか、如何にも善行を行ったような“色付けセリフ”を並べ、最後に一言「・・・と日記には書いておこう」と虚偽告白のセリフ。
これが私のお気に入りであった。

 

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続・「風の散歩道」 K065 旧浪岡・吉野田周辺の農道


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春始まるりんご園 
「山々の片隅に微かに見える残雪」、そんな風に言えるくらい雪の消えたこの頃。
出掛けた先は国道7号バイパスと並行するように走り、集落を通る一般道ではなく小高い山中のりんご園を走る農道。
この日はそんな旧浪岡町樽沢・吉野田あたりのりんご園をうろちょろ。
走ってみると、煙が舞い上がり、車が止められている所がポツリポツリ見られる。
農作業も始まったと言う事だろうか?

ここはそんなりんご園の一景。
20~30本だろうか?
リンゴの木が伐採され、目の前が開けた地面にはまだ根株がそのまま残っていた。
後方の斜面は緩やかに傾斜を持ち、ポツリポツリ杉の木がアクセントを付けている。

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続・「風の散歩道」 K064 弘前市一野渡周辺周辺


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大和沢から一野渡を見る 
暑さ寒さも彼岸までと良く言うが、今年は彼岸前から穏やかな日々。
そんな中出掛けたこの日は、弘前市の南から東、大鰐方面を探ることに・・・
まずはアップルラインを走る事にし、国道7号線石川からアップルロードへ入る。
弘前市内からの交差点を一つ二つ過ぎると間もなく“クレー射撃場”の看板が目に付いた。
「ほ~っ、ここに・・・」との思いでここを通り過ごした。
このアップルロード、結構人気が有るようでダンプ等の大型車の往来も多い。
相馬・百沢方面へ行くのには、込み合う市内を通らずに済むので結構利用者が多いのだろうか?
先の看板を目にしてからしばらく行くとアップ・ダウンと大きなカーブが有り、間もなく弘前市内からの交差点、それを左折、山手の方へと進んだ。
しばらく走り集落の中をポット抜け出ると、左手前方がパッと開けた。
“ポッと出て、パッと開けた”その先には杉林と右には大きな建物がある。どうやら神社と農協関係の建物のようだ。
そのまま進み集落の外れを確認後の帰路途中の事。
地名確認の為“電力検針?”で巡回中のお嬢様方に地名を聞いた所「おおわさわ」との事。
バス停の“大和沢”を見“やまとさわ”と発声したのだが豈図らんや「おおわさわ」と修正され、またひとつ、知識が増えた感動を味わった。(その分二つほど蓄積された知識・記憶が削除されたようだが)
ひと呼吸おいてこの“おおわさわ”、高校の頃からの聞き覚えを思い出していた。
こうしてアップルロードから入り込んだここは弘前市一野渡周辺。
今回はここを取り上げてみた。
丁度“大和沢”と“一野渡”との境目の眺めのようだ。

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