★ 初冬の田代山
なかなか冬気分にならない今年の12月。
しとしと雪が降っても、そのうちまた消えてしまう、そんな繰り返しの今年の冬。
ここに来てグッと冷え込み、20cmほどの積雪を見る。
今回は、初雪では無いが初冬の山の雪と樹木。
山頂周辺の木々は雪をかぶり、麓はうっすらと雪まとい。
そんな雪国の初冬の景色は、黒石市・102号線沿いの「田代山」。
モチーフ探しの散策・記録に止めるためのページ、風景をもじり“風”の散歩道としてつづるBlogです。
なかなか冬気分にならない今年の12月。
しとしと雪が降っても、そのうちまた消えてしまう、そんな繰り返しの今年の冬。
ここに来てグッと冷え込み、20cmほどの積雪を見る。
今回は、初雪では無いが初冬の山の雪と樹木。
山頂周辺の木々は雪をかぶり、麓はうっすらと雪まとい。
そんな雪国の初冬の景色は、黒石市・102号線沿いの「田代山」。
国道102号線の一段高い所から見える対岸の色付く紅葉。
その紅葉をチョイと旧道へ出る農道に入り込み、下り坂の途中の木々の隙間から覗きしてみる。
車から降りて今下りて来た坂道を振り返った一瞬の事。
まさに「見返り美人」では無いが、ワァッと驚いた一瞬。
冴えた赤・緑・黄、加えてそれらの色が”くすむ”色合い、更には路面の脇にぎっしりと敷き詰められている。
今回も近場、黒石は花巻の一景。
前回続き・・・、
前回は一段高みから覗いたが、最後は浅瀬石川の流れの位置まで下りてみる。
そこには物珍しい光景が見られた。
稲刈りの終えたこの時期の田んぼは、切株がそのまま藁と同じ色のままで冬を迎えるの。
だが、今年は違う。切株からまた葉が伸びだし、それもかなりの長さに。
さらには、その色合いが緑から黄色へと変る時のような色合いとなっている。
やっぱり今年の暖気のせいか、刈り取ったはずの稲がもう一度稲刈り時を迎えたような色合いとなっている。
これからの日本は”時短の二期作か!?”と思わせる眺めであった。
今回は、近所の農道を通った時見つけた一景から・・・
リンゴ畑の中に4・5本の棒掛けの柱、それには単管が横につながれている。
それぞれの柱からぶどうのツルが伸び単管を伝っている。
と、そこまでは良く見慣れた光景だが、目を引いたのは紅葉真っ盛りのブドウの葉。
緑から黄色へと変わり、更に赤から冴えた濃・深色の赤へと・・・
こんな色合いのブドウ(葉)はあまり見た事が無かったので、オオッと足を止めた瞬間であった!!
前回は黒石市内での浅瀬石川川岸であったが、今回はその三日後、4~5km程上流の眺め。
田んぼの部分は茶色のままだが、畑としている地面はあっという間に緑化している!
白神山地がまだ世界遺産登録になるずっと前の若い頃。
西目屋から弘西林道を走り「赤石川・追良瀬川」へ釣りに出かけた時の話なのだが、それは又の機会として・・・
こんな風に「過去の記憶とうまい事紐づけ出来たら良いのに!」と、そんな事を思いだ出しながらの今回の一景!