続・「風の散歩道」 K014 「三厩漁港」


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一路竜飛を目指して・・・
青森市から竜飛方面を目指したこの日。
「今はバイパス通りが出来、竜飛方面は楽になった」と友人から聞いていたため、そのバイパス通りをまずは竜飛岬を目
指すこととした。
左は山手、右手には時々集落が見え、いかにもバイパスらしく車だけが行き交う通り。
思いがけず見かけたのが新幹線本州最北の駅「奥津軽いまべつ駅」、が時間がなくスルーし、出た先がここ三厩漁港。
広い駐車場に車を止め防波堤に上がり下りし周辺しばし散策。
ここはその防波堤からの眺め。
岸壁から道路をはさみ、後ろは小高い山がちょうど屏風のように有り、春を待っていた。
芽吹きの頃ともなるときっとパステルグリーンが水面に映るのであろうが、この時期は枯れ木と黒ずんだ杉のモノトーンに近い状態。
一通り見渡し、さらに先へと足を進めた。
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先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K013 「わい化栽培」のリンゴ園


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夕暮れ時のリンゴ園
所用で出かけた帰り道、郊外へ出たら遠目に見えた立木の群れが気になりちょっと寄り道をしてみた。
徐々に近づくにつれ見えてきたのは何のことはないリンゴの木の群れ、近年の栽培方法「わい化栽培」の群れであった。
ここのリンゴ園では枝の選定作業は終わったようで、所々に選定された小枝がまとめられている。
この選定あとを見ている内「この選定が後の収穫の良しあしを決める」という風なことを言っていた知り合いの話を思い出した。
ここ平野部はまだしも、山手の方となると雪は深く傾斜は有りと大変なものであろう。
雲に覆われた空の中、うす~い雲が西に傾いた陽にうっすらと黄色とオレンジに染められている。
ここはそんな印象が残るリンゴ園、まだそんなに遅い時間ではないのだが・・・
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続・「風の散歩道」 K012 夕暮れのため池


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夕暮れのため池
小泊・下前周辺を散策した後の帰り道・・・
日本海を望む海岸を後に国道339号線を引き返す。
冬期間は半島をめぐる通りは閉鎖と言う事で、途中十三湖にある“道の駅十三湖高原展望台”に立ち寄り聞いてみたところ、少し南下すると冬でも通れる道があり、”三厩・今別”へ行くにはその通りを通り津軽半島を横断することになるらしい。
十三湖といえば“シジミ貝”。
パンフレットを取出し親切に説明してくれる“お嬢様方”を前に、いつの間にかシジミの土産を手にしていた。
少し走ると案内の通り途中の交差点に「きっとここだな!」と思われる標識、『←外ヶ浜<12>』で直進は国道339号線金木・五所川原とある。
この339号のラインの往復でよく見かけたのが「溜池」。マップで見てみると339号線のほぼ東側に点在しているようだ。
ここはその帰りの途中に立ち降りてみた溜池の一つ。
100mほど先だろうか、葦・茅?が横に並び、すぐ後ろには民家が立木の隙から覗いている。
左手はかなり奥深くなっていて民家らしい建物が見えていた。
無彩色な季節に雲行きも怪しくなる午後、黄色い萱がここぞとばかりに自己主張している一コマであった。
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続・「風の散歩道」 K011 小泊漁港

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冬の小泊漁港
当初目指した十三湖を大きく通り越し、この日の陽気に誘われて最北の地へ来てしまった。
(冬は雪のため、この先は通行止めのようだ)
勢いづいてたどり着いたここは津軽半島小泊漁港。
平野部とは違い、日本海の海岸沿いと言う事なのか通りには雪が無い!
走りやすさに気を良くし「行ける所まで・・・」との気持ちが作用しているのは間違いない!
以前来た時は”真夏の午後のひと時・・・”(ちょっと飾りすぎたようだが、定かではない)
その時は防波堤に釣り人が一杯いて賑わっていたのだが、今回は季節がらなのか人っ子一人いない。
本来であれば防波堤から漁港を一望したかったのだが、「関係者以外立ち入り禁止」の看板に従い別角度を探してみる。
漁港を見渡す高台を探し登ってみるが、今度は建物や樹木に見通しが利かず絶景が見つからなかった。
ここはそんな中で見つけた、漁港を一望するような防波堤の端(始まり)からの眺め。

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続・「風の散歩道」 K010 金木周辺カッチョ

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津軽名物? カッチョ
10数年前の記憶の下、カッチョを探し求め五所川原・金木周辺をウロチョロ散策したこの日であった。
・・・が、今となってはまったくアテにならないのが過去の記憶。
まして国道のような王道を進むのならいざ知らず、いきなり脇道へ入り込んでとなればなおさらの事。
防風柵と除雪で積み上げられた雪に見通しを阻まれる。
更には狭くなった道に車止め雪上から見るにも、行き交う車には迷惑と、思うに任せぬ有様。
しまいには別な景色で良しとし、本命のカッチョを諦めて帰路の途中見かけたのがここ・・・
左に板塀がチラッと見えた脇道であったが素通り、200~300m進んでから思い直してのUターン。
そこはバイパス通りに取り残された通りで、数件の民家が点在し、すぐまた本通りと合流する所。
左は板塀、右には芯止めをしたであろう柳の木が立ち並んでいた。

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続・「風の散歩道」 K009 南の空・・・常盤村周辺

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津軽、南の空・・・
東西南北・・・、東・西に八甲田と岩木山、北には梵珠山、南は白神山地とつながる山々。
どちらを見ても山並みが遠く彼方に見えるここは津軽平野のど真ん中”常盤村周辺”。(・・・だったと思う)
曇り空の中、南方を見ると田んぼの中に点在する集落が東西へ走り、
手前の田んぼは白一色、その中にポツンと2・3点、気丈に残る雑草が・・・、と如何にも津軽の冬景色となっていた。
もう少し遅い時間帯であれば「雲の色・空の色」が良かったろうに・・・と思った一瞬であった。

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続・「風の散歩道」 K008 五所川原市-長橋溜池

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「長橋溜池」
冬という事で今回出掛けた冬の津軽平野の五所川原方面。
前回のブログにも書いたように、防風柵と盛り上がった雪壁に阻まれ、なかなか見通しの利かない道中でかろうじて見つけたこの空間。
あえて”空間”と称したのは一面“雪の原”で、その割には田んぼらしくもない、思うに“池・湖かな?”と思った次第!
一面雪の原で数百メートル?前方には樹木が並ぶ。さらに奥には数件の民家らしい建物が見られた。
後日”ググって”見た所県道36号線沿いの「長橋溜池」と判明した。

ここはその「長橋溜池」のふちにある集落。
池の左手前、土手の上にある集落で、池の奥へと延びている。
除雪で積み上げられた雪の上にあがり、どうにか覗けるくらいの一角。
大小の樹木に見え隠れする建物。
きっと夏場は日除けとして重宝しそうな茂り具合で、ここはその隙間の広い場所。

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続・「風の散歩道」 K007 五所川原市松野木周辺

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冬という事で今回出掛けたのは冬の津軽平野の五所川原方面。
すんなり走れる国道より、モチーフ探しには“障害物?”のある方がいいだろうとの思いで、集落を通り抜ける道筋を選んぶことにした。
さて、どうしたものか・・・・・・
そもそもこの日は、風雪から家を守る津軽地方の雪囲い「カッチョ」を見たいと思い出かけたのであったが、その前に目隠しのように続く「防風柵」のお出迎えを受けてしまった。金木方面を目指したのであったが、結局この日はすぐ近くまで行ったものの途中でリタイヤとなった。
防風柵と盛り上がった雪壁に阻まれ、景色がまったく見えない。ここは何処だ?の連続であった。
今は便利な世の中、右往左往で散々さ迷った道も、記憶を辿りちょっとググってみれば探し当てる事が出来る時代だ!
そうして見つけたここは五所川原市松野木周辺?・・・・・・だと思う。
防風柵が無いのは農道なのであろう、左右見通しのきく中にポツンと一軒だけ。
通りからはかなり奥まっている場所で、定かではないが廃家のようで萱屋根の屋根が潰れかけているようだ。

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続・「風の散歩道」 K006 大鰐町 三目内周辺

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大鰐⇔弘前の山手を走る道!アップルロード”を走ってみるつもりで出かけたこの日・・・
雲の厚さでブルーやグレーの入り混じる良い色合いの空模様。「今日はいいぞ!!」と思ったのもつかの間、車を走らすうち空模様が怪しげに変わる。
アップルロードを走る頃には小雨が降りだした。
そのまま走るも前方は荒れ模様の天候、止む無くUターンをし上空の明るい大鰐方面へと走ることにした。
「そう言えば大鰐町の奥方面はあまり見た事が無い」との思いで、この際・・・と車を進めた。
ここはその大鰐スキー場寄りの奥地”三目内周辺”。
数軒並ぶ農家。
野焼きと言う事でもないだろうが、時ならぬ小雨のなか煙が風に吹かれ舞い上がっていた。
そして農家の納屋周辺に植えられた大きな杉や数本の木々にからまる様に流れていた。

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続・「風の散歩道」編 K005 柳並木

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柳の防風林
前回のK004のすぐ近く・・・
前回が通り右手とすれば今回はその通りの左側といったところ。
防風林としての役割を持っているのだろうか、ヤナギと思われる木が見事に一直線に並ぶ。
その奥はリンゴ園が奥の山手まで続いていて、ヤナギの枝の隙間越しに透けて見える。
2~3mほどだろうか、ブッツリと切られた太い根元。そこから20~40本ほどの細い枝がまっすぐに伸びるサマは見事なものだ。
今の時期は枝越しに見通しがきくのだが、春の芽吹き、夏の風に揺れる葉、秋の彩りがまた別な景色を見せるのだろう。
ここは旧浪岡市北中野周辺のアイパス通り・・・農道かな?

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