続・「風の散歩道」 K094 鶴田町「鶴の里ふるさと館」

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ねどご・めんじゃ・まげ・・・
前回の板柳方面。しばらく足を運んでいないように思われ出掛けたのであったが、数日後、今度は逆ルートを辿るように車を走らせてみたこの日の散策。
いつの間にか鶴田町の“廻堰大溜池”まで来ていた。
ここは“鶴の舞橋”のある溜池で、この時期の姿は・・・?、と言う事で舞橋のある「富士見湖パーク」へ行って見る事にした。
池の縁をなぞるように走り、森田・舞橋への分岐点を左に入りあと一歩。
その“あと一歩”が遠く感じられ分岐点にある公共施設で所用を済ます事とした。
それが今回の散策に貴重な体験を提供してくれた。
丁度その施設で清掃中の方に以前から気になっていた「あの古民家は・・・?」と聞いてみた所、中に入れるとの事で見学する事となった。
駐車場に車を置いたまま50~60m程先だろうか、徒歩でその古民家まで行くと、なんと先ほどの清掃中の方が先回りをして車で待っていてくれた。
どうやら古民家の管理もしているようで、内へと案内してくれた。

ここはそんな紅葉真っ盛りの鶴田町「鶴の里ふるさと館」。
内には“いたのま”“ねどご”“めんじゃ”“まげ”等々、見覚え、聞き覚えのある各座敷が!
以前から気になっていた建物だが、こんな形で内部を拝観出来るとは感無量!!

「やっぱり普段の心掛けが導いてくれたか!」
・・・と、このブログには書しておこう?(;一_一)

“・・・とブログには書いておこう!”のくだり・・・”
その昔コマーシャルで流れていたセリフ、高校の頃であったろうか、如何にも善行を行ったような“色付けセリフ”を並べ、最後に一言「・・・と日記には書いておこう」と虚偽告白のセリフ。
これが私のお気に入りであった。

 


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続・「風の散歩道」 K093 板柳町柏周辺


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久しぶりに見る岩木山山頂
今年の岩木山、山頂の見える日がかなり少なかったように記憶しているのだが、時間帯にもよるのだろうか?
特に6月~7月あたりは天気は良いのに、山頂だけは雲が掛ると言った具合で、8月頃からは意識して観る様になっていた。
その後も台風の襲来が相次ぐなど、荒れた空模様が多かったように記憶している。
そんな思いで眺めたこの日の「岩木山」。
場所は板柳町柏周辺?
この時はすでに稲刈りが終わった所が多く、野焼きの煙の立つ所も見られた。

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続・「風の散歩道」 K091 藤崎町常盤周辺・・・


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雲と夕陽に埋もれる「岩木山」
夕暮れ迫る買い物帰りのこと・・・
秋の夕暮れとあり日没がグッと迫っていたこの日、見上げた空は異様な色合いとなっていた。
それではちょいと寄り道を・・・、と言う事でそのまま水田地帯へと足を運んでみた。
町中と違い視界が利く田んぼには、夕やみ迫る空や夕陽の赤や黄色。
また「岩木山」の山頂は、ドスンと暗い雲がおおいかぶさり、まるで鍋の蓋を被せたようだ。
これがシャレた帽子を被っているような姿だと“オシャレなハットにハッとした”などとダジャレに走る所であったろうが、そうは成らずにすんだ。
今回は、そんな夕暮れ時の「岩木山」
一面見える水田も台風に吹かれると稲が倒れ、コンバインでの刈取りが困難と聞くが、この時は、まだ台風の心配をする前であった。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K090 竜飛・三厩_その3舟屋


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漁師の誇り舟屋・・・三厩
前回 K089 最果ての地、竜飛岬 ・・・ その2 の続き・・・
海岸沿いを走ると目に付く舟屋(舟屋で良いんだろうか?)。
海岸沿いを走ると集落ごとにこの舟屋があり、そこに住む者の暮らしの基盤となる物で有ろう。
海岸とあって風雨・風雪にさらされるのであろう、何処の舟屋も傷みが激しい。
板塀はグレーに変色し、屋根は赤く錆び上がり、多くはピサの斜塔よこしく傾いている。

そんな風情がどういう訳か興味を引き、モチーフとして観る自分がそこにいる。
ここはそんな竜飛・三厩周辺の舟屋の風情。
きっと漁師としては、舟屋を持つと言う事は一人前のあかしでもあろう・・・

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K089 最果ての地、竜飛岬 ・・・ その2


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岩礁の塔
前回の  K088 最果ての地、竜飛岬  続き・・・

竜飛岬最先端まであと一息といった辺りで見掛けた海沿いの集落。
何か見つかりそうな“気配”を感じ、ちょっとした隙間に車を止め下車。
“漁村と船と竜飛岬”と、進行方向にばかり気を取られ、車を降りても前方ばかり見ながらのモチーフ探し。
これと言った収穫も無く、振り向いた先に見たものがこれ!

海へ突き出た防波堤の途中に“ニョキッ”と立つ岩礁。
最初、何の違和感も無く、まるで無線や灯台のように感じていたのだが、それはただの岩(岩礁)の塔であった。
防波堤の先、すぐ先には祠を祭る岩礁が有るのだが、そう言う物でもない。
きっと防波堤を作るに当たり「この岩礁を壊すと罰が当たる、きっと嵐に合い船が転覆するぞ!」
そんな話が持ち上がったに違いない!
・・・などと想像させるのにピッタリの寸影であった。

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続・「風の散歩道」 K088 最果ての地、竜飛岬


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果の果、竜飛岬の「帯島」
好天・晴天、更には時間ありと、稀に見る好状況に気を良くして出掛けたこの日の散策。
目指した先は津軽半島は陸奥湾沿い。
とりあえずは新幹線の本州最北駅「JR奥津軽いまべつ駅」あたりまで行き、その周辺からの南下を思索。
思索などと難しい言葉を使えるのも今の時代だからこそだ。
前置きはこの位に、まずは、と言ったらいいのか“ようやく”と言ったらいいのか1時間以上の長旅?
ホッとして車を降り、まずは腰痛体操&ストレッチの休憩タイム!
新幹線駅の建物と隣合せの「道の駅いまべつ」に立ち寄り視察する。
この日は思いのほか人がいて、賑わいを見せていた。
気を取り直し、駅を後にし更に先へと進むことにする。
ここいら辺りから安易なバイパス通りを避け、海に面した旧道を選択する事に!
ただ走るばかりのバイパス通りとは違い、それなりの趣を見せる旧道。
前方に見える岬周辺は?、集落の佇まいは?などと思考しながらの走り。
途中下車をし、対岸を観ると“左前方・右前方・右手前前方”と山並みの色合いが違う。
丁度そこに釣りの下見をして来たと言う若者が来たので聞いてみると“北海道・下北・右手前が今別”との事。
どうやら旧蟹田辺りからバイパスで岬をショートカットして来た為、対岸の頭脳の配置イメージが90度ほど角度が変わってしまったようだ。
そうこうしながら走るうち辿り着いた先は津軽半島竜飛岬。さらにその最先端を担う「帯島」(と言うらしい)。
帯島の防波堤に上がり歩いてみると、目の前の海には意外にもちょっぴだが波が立っていた。
この天気“青空に風も無し”なのに!?これが日本海と津軽海峡の狭間なのか?(・・・などとブログには書いておこう!)

ここはその先端より1kmほど手前、太宰碑のある所からの眺め。
天候と時間、太陽との位置関係か、海面はドスンと青々とした所と空の色を映したような明るい青(水色)に振り分けられていた。
手前には「消波ブロック」が長~~~く積まれ、後方には北海道が、“ひょっこり”青く姿を見せていた。

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続・「風の散歩道」 K087 浪岡周辺から観る「岩木山」


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お岩木山の裾野隠す山並み
この日は買い物ついでにちょいと“大股で”足を延ばした一時。
一歩踏み出した先は浪岡周辺。
何時もと同じ眺めになるのを避け、農道狙いでこの日は走ってみた。
ところが、狙いはものの見事にはずれる事と相成った。
少し走ると、馴染みの通りと合流、脇道へ入るとまた合流、終いには見通しの利かない山中のりんご園を走り浪岡外周一周となっていた。

ここはそんな帰り際、ヒョイと通った通りからの眺め。
ここしばらくご無沙汰の「岩木山」。
手前に小高い山が横たわり、お岩木山の裾野が隠れて見えるのが浪岡東部からの眺め。
この時は、田んぼが微妙に色付き始めた時で、一部うっすらと黄色身をおびて来ていた。
そして、先ほど通ったりんご園が、「視察ご苦労であった!」・・・と、こちらを眺めていた。

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続・「風の散歩道」 K086 北金ヶ沢漁港


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出漁を待つ漁港
前回続き・・・
続・「風の散歩道」 K085 北金ヶ崎大イチョウ

前回、ジブリをイメージさせた神木のある深浦北金ヶ崎。
「せっかくの港町、漁港を見ずに去るのは失礼」と、神木を拝観した後は岸壁へ立ち寄る。
ここで歓迎してくれたのが波止場の主“カモメのカモジロウ”(と名付けておこう)。
車を止め周辺を歩き回る中、歩み寄った一艘の漁船。
その船を支えている支柱を陣取り、やたらとこちらを見つめポーズをとる。
右横顔を見せつぎは左横顔、また右横顔で首を傾げるように下から見上げ、
終いには頭を高くしての上から目線。
一歩づつ近づくも一向に逃げる気配は無し!
きっとこの船は、漁船→水揚げ→お食事タイム・・・と、カモメにとってのレストランに違いない。
そして、“この船は俺の船だ!”と身を挺して守ろうというのだろう!
この時は、そんなイメージを送ってくれていた。

ここは、そんなのどかな景色を見せる北金ヶ崎漁港の岸壁。
漁船が4~5隻横付けされ、さらに後方には5~6隻以上の漁船が頭から陸揚げされていた。
後ろを振り向くと、傾いた太陽が海面をギラギラ照らし、帆と遠くの岬が黒く影を落としていた。


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続・「風の散歩道」 K085 北金ヶ崎大イチョウ


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ジブリの世界・神木「北金ヶ崎大イチョウ」
前回続き・・・続・「風の散歩道」 K084 深浦風合瀬イカ焼き村
早々に目標を断念し、深浦町道の駅「風合瀬イカ焼き村」を後にしての帰り道。
自称「転んでもタダでは起きない★」自分としては、ポツリポツリと途中の港町に立ち寄り、周辺を散策する事にする。(★・・・と、ブログでは書いておこう)
のはずが、大戸瀬、千畳敷をすんなりパス、北金ヶ崎へと差し掛かっていた。
その時、目に飛び込んで来たのが「日本一の大イチョウ」の看板。
ここ北金ヶ崎を通るたび、一度は目にしておこうと思いながらもついつい素通りするばかり。
ようやくこの日が来たのかと快く納得し、大イチョウを目指しハンドルを切る事にする。
道案内を見ながら進むと、意外と思うほどその場所は近く、すぐに辿り着いた。
そのまま駐車場を素通りし、奥まで進むと行き止まりとなり古びた建物が一軒。
何とこの建物の二階で“お猿さん”がお出迎えしてくれた。
駐車場を“素通りしてでも”その先へと進んだのは、きっとこの“お猿さん”が誘導したに違いない!

ここはその「日本一の大イチョウ」の樹。
能書きによると「垂れ下がっているたくさんの気根・乳垂から「垂乳根(タラチネ)のイチョウ」と呼ぶそうで古くからの神木だそうだ。
また、産後の乳不足の女性に乳を授ける有難い樹で樹齢1000年以上との事。
たしかに樹の前に立つと何本もの気根が垂れ下がり、正に“これぞ大樹だ! 神木だ!”と思わせる。
大樹の中にスッポリ身体が入ると何やら感じるものが・・・?
いやいや、自分が感じたのは“霊感”等の感覚では無く、ジブリ作品だ!
ジブリ作品の背景等によく出て来そうな雰囲気そのものだった。

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続・「風の散歩道」 K084 深浦風合瀬イカ焼き村


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夏だ、海だ、○○だ!
この日出掛けた先は日本海を望む西海岸。
時間をにらみ「今日はとなり秋田の県境まで行って見よう!」と意気込んで出掛けたこの日の散策。
ところが道中、背中は張る、腰は悲鳴を上げる中、目に飛び込んで来たのが道の駅「風合瀬イカ焼き村」。
これ幸い、車を駐車場へ停め、ホッとして早々に車から逃げ出していた。
この時期、夏休みとあって家族連れや遠方からのお客さんが多くを占め、車のナンバーを見ると他県ナンバーがかなり見られた。
施設の中では土産物を物色する者、また施設の外では石段に腰を下ろし休憩する者、そして引き潮の岩場には“夏だ、海だ”とばかりに家族で水面を覗き込む姿が多く見られた。
また、休憩用だろうか、テントが“2~3張”張られている。
まさに「夏だ、海だ、タツローだ(ここは好みによる)!」とばかりに音楽が聞こえてきそうだ。

ここはその岩場から灯台(らしき建物)の見える一景。
前にも取り上げたことのある場所 K037 津軽西海岸・風合瀬周辺  で、そこから90度首をヒネルと見える灯台だ。
引き潮とあって岩礁の露出の多いタイミングであった。
終わってみれば(帰ってみれば)“背中に腰”そちこち悲鳴を上げ、早々に引き返した一日となっていた ・・・ トホホ


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