続・「風の散歩道」 K156 鰺ヶ沢山手・農村

津軽地方に今でも残る“赤屋根の民家”

津軽・懐かしの農家

あてもなく出掛けたこの日の散策。

前を走る運送屋さんのトラックを案内人に仕立てての走行。

浪岡→板柳と通り、さらには五所川原方面と向かうようなので、国道との合流点で案内役を解除、一路“岩木山”を目指すことに・・・。

“おそらく”貝沢地域を通り、ようやく“岩木山環状線”へたどり着いた。
このルートは鰺ヶ沢へと続くのだが、この時、春先の散策を思い出していた。(続・「風の散歩道」 K145 鰺ヶ沢・長平周辺)

この岩木山麓から鰺ヶ沢の海岸まで、ポツリポツリと見えていた集落を探し求めての散策となった。

こうして出会った今回のモチーフはこれ!!

鰺ヶ沢へと流れ落ちる“中村川”沿いを走る通りにある集落。

田んぼ越しにかなり遠目に見える大屋根の民家。周り数件の住宅よりよっぽど大きく見えていた。
(実際の屋根色はアイボリーブラックのような色なのだが、赤色にして自己主張してもらった)

 

モチーフ探しの為の取材・回想のメモ、何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。

2015年から始めた都会暮らしの散策を綴った「都会の片隅」、
2017年~2019年の津軽一円を綴った「続・風の散歩道」・・・

そして、その続きとしてこの新しいブログサイトで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K111 鰺ヶ沢赤石川沿い周辺ーその4

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杉の木に囲まれた集落の村はずれ・・・南金沢町?

ここ3回ほど続けて取り上げた鰺ヶ沢町赤石川沿いの集落。 その1 K108、 その2 K109、 その3 K110、
今回は最後・・・その4
渓流魚並みに“遡上”し、“落ちアユ”のごとく・・・、と始めた前回の散策。
じつはこの一週間ほど後、赤石川を境に対岸からの眺めはどうだろうと思い、再び足を運んでみたのであった。
ところが、この時期は雪の為集落へ通じる主な道路意外は除雪はされておらず、雪ヤブの中を歩く訳にもいかずあえなく断念したのであった。
結局、本来の目的からすると、無駄足となった訳だが、“取材・回想のメモ、何より記憶にとどめる為”として始めたこのブログ、この様な事態を書いでおく事が「あぁ~、ここはあの時か」と記憶パズルの再構成には一番効果のある事例だ。
ここは、その前回の景色を180度振り向いて見たような眺め。
この場所は、田んぼ越しのかなりの遠方であったのだが、目一杯目を凝らし杉林をズームアップ!
目の前の細かい文字はぼやけるのだが、遠くの物には幸いまだ目が利くようだ。

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続・「風の散歩道」 K109 鰺ヶ沢赤石川沿い周辺 - その2


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鰺ヶ沢赤石川周辺-その2 鬼袋?

 「K108 鰺ヶ沢赤石川沿い周辺」
赤石川河口から渓流魚並みに “遡上” したこの日の散策。
白神山地が世界遺産に登録される前には、よくこの赤石川に釣りに来たものであった。
何も知らない初心者の当初は、このルートを上り、集落を抜けてしばらく走った辺りからの釣りであった。
まもなく釣具屋さんから情報を得、西目屋から弘西林道を走り、その林道と赤石川と交差する辺りからの釣りとなった。
翌年には、もう一山越えて追良瀬川へと足を延ばすようになったものだった。
その赤石、追良瀬川は今では世界遺産のお墨付きの為、下流のアユ釣り以外は楽しめそうにない。
・・・そのアユさえどうなのだろうか?

そんな思い出のある赤石川沿いの一景は、前回の所とほぼ同じような場所。
とは言ってもこんな雪のある季節は初めての景色。
ここは、赤石川沿いの最後の集落“一ツ森”あるいはその一つ手前の“鬼袋”と言うらしいのだが、残念ながら今となって記憶が定かではない。記憶に留める為に始めたブログなのに・・・トホホ。
この集落の先は、今はと言うより近年は通行止めのようだ。
夏場でも・・・

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続・「風の散歩道」 K020 ベンセ湿原・・・


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 ベンセ湿原・・・木造(現つがる市)
以前来た時は確か秋口だったような気がするここ“ベンセ湿原”。
なにせ十数年前の漠然とした記憶の中のことで確かなイメージがない。
本来この“ベンセ湿原”はニッコウキスゲやハナショウブが売りの湿原で、6月以降が盛期となるのだろうが、今は時期早々と言う事なのだろう。
以前の記憶によると茅葺の東屋風の建物があったように思うのだが、ちょっと見当たらなかった。
その時も花は咲いていなかったように記憶している。
この日の天気は良く雲一つないと言える空模様なのだが、今いちスッキリしない空模様なのだ。
おそらく中国産の黄砂なのだろう。日本列島に無料でお届けしているようだ。
お出迎えしてくれたのは、湿原を遠く南方から見守るように見据える岩木山。
沼の水面は風の為波立ち、残念ながら水面に映る姿は見られなかった。
とは言え、「お岩木山」はこの日一番の姿を見せ、湿原入り口付近では菜の花が代わりにお見送りしてくれた。


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先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

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