続・「風の散歩道」 K017 「鰺ヶ沢・湯船町」周辺

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

 

 


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お岩木山バックの「鰺ヶ沢・湯船町」周辺 ・・・
ここ三か月、まるで「雪を追いかけ・・・」的なモチーフばかりであったが、四月の半ばとなったこの日はうっすらと緑が見られるようになっていた。
とは言ってもまだまだ風の冷たい時、うっすらとグリーンを見せるのは遠く川沿いに見える柳の木々たち・・・。
好天というより青天に誘われて出かけたこの日、向かった先は「ウエスト・コースト」。

 高三の夏休み明け、同級女子連の会話の中に、
「ウエスト・コーストへ行って来たとか来ないとか」
頻繁に出て来ていたこのウエスト・コースト。
何のことはない、津軽の西海岸、つまり鰺ヶ沢方面の事であった。

ここはそのウエスト・コーストの「鰺ヶ沢」へ出る直前にある集落、岩木山を後ろに据えた眺めを見せる「鰺ヶ沢・湯船町」。
県道からの入り口には「湯船六番観音」とあり、遠望の先には観音様が祭られているようだ。
例により「行ける所まで・・・」との思いで走るものの、はたしてこの先お気に入りのモチーフに出会う保障なし!
まずは目に飛び込んで来た“お岩木山”の好景を焼き付けることにした一筆。
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先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
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続・「風の散歩道」 K016 平川市津刈・久吉方面


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北から一変南の空へ・・・
北へ北へと津軽半島を中心に走り回ったこの冬。
見上げたこの日の空、北はドスンと暗い荒れ模様、南はうっすら曇り空。
この日は南方に軍配が上がった。
車を進めた先が秋田との県境近くの、平川市碇ヶ関津刈・久吉周辺。
この碇ヶ関周辺は地形のせいか県内の天気予報ではちょくちょく平野部の最高・最低気温をよく記録していると記憶しているのだが・・・?
国道7号線を秋田方面に走り、東北自動車道の「碇ヶ関IC」から少し走るとそれと分かる信号を左へと入る。
津刈・久吉と言えば今では“津刈温泉・久吉ダム”と聞き覚えがあるが、十数年前だろうか一度この信号から左へ入り覗いてみた事があるが、当時の記憶はあまりない。
狭い道を進むと間もなく橋があり、きっとこの川は“津刈川だろうな”と思いながら一本道を進むことに・・・
後日調べてみたら、この橋を渡る手前前方に見えるのが「津刈温泉」のようだ。
この時はまだまだ雪が一杯あり、道幅の狭い通りを気にしながら奥へ奥へと進んでみたのだが、前方にダムらしき堰堤があり先は通行止めとなっていた。
ここはその堰堤の手前、堰堤が遠く前方に見える所からの眺めだったろうか。
この日は3月の半ば頃、川も埋もれるほどまだ雪がどっさり有る時であった。
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続・「風の散歩道」 K015 「竜飛岬」


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一路竜飛を目指して その2)・・・
前回の三厩漁港からさらに進むこと15kmほど。
かなりの億劫さに迷ったものの、「次は無し」と大げさな思いで本州最北を目指すことにした。
♪ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと・・・
ここはこの歌で世に知れた本州最北の地、その「竜飛岬」。
まずは灯台のある展望所を目指す事とする。
登りの途中「幻の国道」がある。
10数年前に逆ルート(小泊方面)で来た時見た記憶があったが、国道と言いながら車道ではなく”階段の歩道”なのだ。
そして間もなく展望所に到着。
天気の良さもあるのか数台の車が駐車場にあり、雲一つない夕暮れ間近の日本海を展望していた。
一段高見にある展望所には「よぐ来たねし・・・」と言わんばかりに、
”竜ちゃん”が橋の欄干に座してお出迎えをしてくれた。
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続・「風の散歩道」 K014 「三厩漁港」


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一路竜飛を目指して・・・
青森市から竜飛方面を目指したこの日。
「今はバイパス通りが出来、竜飛方面は楽になった」と友人から聞いていたため、そのバイパス通りをまずは竜飛岬を目
指すこととした。
左は山手、右手には時々集落が見え、いかにもバイパスらしく車だけが行き交う通り。
思いがけず見かけたのが新幹線本州最北の駅「奥津軽いまべつ駅」、が時間がなくスルーし、出た先がここ三厩漁港。
広い駐車場に車を止め防波堤に上がり下りし周辺しばし散策。
ここはその防波堤からの眺め。
岸壁から道路をはさみ、後ろは小高い山がちょうど屏風のように有り、春を待っていた。
芽吹きの頃ともなるときっとパステルグリーンが水面に映るのであろうが、この時期は枯れ木と黒ずんだ杉のモノトーンに近い状態。
一通り見渡し、さらに先へと足を進めた。
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続・「風の散歩道」 K013 「わい化栽培」のリンゴ園


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夕暮れ時のリンゴ園
所用で出かけた帰り道、郊外へ出たら遠目に見えた立木の群れが気になりちょっと寄り道をしてみた。
徐々に近づくにつれ見えてきたのは何のことはないリンゴの木の群れ、近年の栽培方法「わい化栽培」の群れであった。
ここのリンゴ園では枝の選定作業は終わったようで、所々に選定された小枝がまとめられている。
この選定あとを見ている内「この選定が後の収穫の良しあしを決める」という風なことを言っていた知り合いの話を思い出した。
ここ平野部はまだしも、山手の方となると雪は深く傾斜は有りと大変なものであろう。
雲に覆われた空の中、うす~い雲が西に傾いた陽にうっすらと黄色とオレンジに染められている。
ここはそんな印象が残るリンゴ園、まだそんなに遅い時間ではないのだが・・・
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続・「風の散歩道」 K012 夕暮れのため池


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夕暮れのため池
小泊・下前周辺を散策した後の帰り道・・・
日本海を望む海岸を後に国道339号線を引き返す。
冬期間は半島をめぐる通りは閉鎖と言う事で、途中十三湖にある“道の駅十三湖高原展望台”に立ち寄り聞いてみたところ、少し南下すると冬でも通れる道があり、”三厩・今別”へ行くにはその通りを通り津軽半島を横断することになるらしい。
十三湖といえば“シジミ貝”。
パンフレットを取出し親切に説明してくれる“お嬢様方”を前に、いつの間にかシジミの土産を手にしていた。
少し走ると案内の通り途中の交差点に「きっとここだな!」と思われる標識、『←外ヶ浜<12>』で直進は国道339号線金木・五所川原とある。
この339号のラインの往復でよく見かけたのが「溜池」。マップで見てみると339号線のほぼ東側に点在しているようだ。
ここはその帰りの途中に立ち降りてみた溜池の一つ。
100mほど先だろうか、葦・茅?が横に並び、すぐ後ろには民家が立木の隙から覗いている。
左手はかなり奥深くなっていて民家らしい建物が見えていた。
無彩色な季節に雲行きも怪しくなる午後、黄色い萱がここぞとばかりに自己主張している一コマであった。
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続・「風の散歩道」 K011 小泊漁港

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冬の小泊漁港
当初目指した十三湖を大きく通り越し、この日の陽気に誘われて最北の地へ来てしまった。
(冬は雪のため、この先は通行止めのようだ)
勢いづいてたどり着いたここは津軽半島小泊漁港。
平野部とは違い、日本海の海岸沿いと言う事なのか通りには雪が無い!
走りやすさに気を良くし「行ける所まで・・・」との気持ちが作用しているのは間違いない!
以前来た時は”真夏の午後のひと時・・・”(ちょっと飾りすぎたようだが、定かではない)
その時は防波堤に釣り人が一杯いて賑わっていたのだが、今回は季節がらなのか人っ子一人いない。
本来であれば防波堤から漁港を一望したかったのだが、「関係者以外立ち入り禁止」の看板に従い別角度を探してみる。
漁港を見渡す高台を探し登ってみるが、今度は建物や樹木に見通しが利かず絶景が見つからなかった。
ここはそんな中で見つけた、漁港を一望するような防波堤の端(始まり)からの眺め。

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続・「風の散歩道」 K010 金木周辺カッチョ

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津軽名物? カッチョ
10数年前の記憶の下、カッチョを探し求め五所川原・金木周辺をウロチョロ散策したこの日であった。
・・・が、今となってはまったくアテにならないのが過去の記憶。
まして国道のような王道を進むのならいざ知らず、いきなり脇道へ入り込んでとなればなおさらの事。
防風柵と除雪で積み上げられた雪に見通しを阻まれる。
更には狭くなった道に車止め雪上から見るにも、行き交う車には迷惑と、思うに任せぬ有様。
しまいには別な景色で良しとし、本命のカッチョを諦めて帰路の途中見かけたのがここ・・・
左に板塀がチラッと見えた脇道であったが素通り、200~300m進んでから思い直してのUターン。
そこはバイパス通りに取り残された通りで、数件の民家が点在し、すぐまた本通りと合流する所。
左は板塀、右には芯止めをしたであろう柳の木が立ち並んでいた。

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続・「風の散歩道」 K009 南の空・・・常盤村周辺

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津軽、南の空・・・
東西南北・・・、東・西に八甲田と岩木山、北には梵珠山、南は白神山地とつながる山々。
どちらを見ても山並みが遠く彼方に見えるここは津軽平野のど真ん中”常盤村周辺”。(・・・だったと思う)
曇り空の中、南方を見ると田んぼの中に点在する集落が東西へ走り、
手前の田んぼは白一色、その中にポツンと2・3点、気丈に残る雑草が・・・、と如何にも津軽の冬景色となっていた。
もう少し遅い時間帯であれば「雲の色・空の色」が良かったろうに・・・と思った一瞬であった。

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続・「風の散歩道」 K008 五所川原市-長橋溜池

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「長橋溜池」
冬という事で今回出掛けた冬の津軽平野の五所川原方面。
前回のブログにも書いたように、防風柵と盛り上がった雪壁に阻まれ、なかなか見通しの利かない道中でかろうじて見つけたこの空間。
あえて”空間”と称したのは一面“雪の原”で、その割には田んぼらしくもない、思うに“池・湖かな?”と思った次第!
一面雪の原で数百メートル?前方には樹木が並ぶ。さらに奥には数件の民家らしい建物が見られた。
後日”ググって”見た所県道36号線沿いの「長橋溜池」と判明した。

ここはその「長橋溜池」のふちにある集落。
池の左手前、土手の上にある集落で、池の奥へと延びている。
除雪で積み上げられた雪の上にあがり、どうにか覗けるくらいの一角。
大小の樹木に見え隠れする建物。
きっと夏場は日除けとして重宝しそうな茂り具合で、ここはその隙間の広い場所。

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