続・「風の散歩道」 K069 黒石市大川原周辺


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春、山ザクラ咲く里・・・
梅も桜も草花も・・・、
順次咲いて楽しませてくれればよい物を、一斉に咲きだしてしまったこの春。
「どれ、八甲田寄りは?」とふと思い立ち、西の入り口黒石市大川原方面へ向かってみた。
当初酸ヶ湯あたりまでと思っていたのだが、黒森、大川原と周辺を走り回る内に見つけたのがこの牛舎。
大川原の村はずれに有りバイパス通りからも良く見え、以前から気になる存在であった。
近くで作業する主にに聞いてみた所、残念ながら今は牛はいないそうで、代わりにヒツジが四頭だけいると言う。
一時は80頭ほどいたそうだが、後継者もいなく、病気と高齢で一人欠け二人欠けとなっていったそうで、残念な思いだ。
ここはそんな牛舎、牛舎跡と言ったらいいのだろうか、旧道の集落を上って来た方から見た所。
丁度山桜が満開で周辺の雑木に先駆けて誇らしげに咲いていた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K068 弘前市郊外、船沢周辺


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 春、新緑爽やか「岩木山」
「この辺は“防風柵”の為さっぱり景色が見られないんだよな~」と、冬の姿を思い出しながら帰路についた前回の散策。
それから数日後、この日出掛けた先は弘前市郊外船沢周辺。
真冬の雪道、あえて幹線道路を避け農道を走ってみた日の事を思い出し出掛けたのがここ弘前市の船沢周辺。
その時のポプラ(だと思う)の印象が強く残り、「この時期の景観は?」との思いで出掛けてみた。
続・「風の散歩道」 K059 船沢周辺の農道・・・弘前市郊外

今回はそんな思いで散策をした一景。
土手の上に高く伸びるポプラはまだ芽吹きも無く、また杉の木は色濃い緑で土手の上に並んでいる。
土手の斜面とりんご園の敷地だけはようやく緑のジュータンを敷きはじめ、その真後ろには「岩木山」がどっしりと構えていた。
冬の散策時には雲隠れの岩木山(角度も違うが)、この日は残雪姿の絶景を見せてくれた。

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続・「風の散歩道」 K067 弘前市三和周辺?


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 ヒョッこり姿を見せた「岩木山」
この日は北津軽を見てみようかと、まずは五所川原方面を目指してみた。
五所川原にあるドームを右手に見ながら北上するも、今いち気が乗らない。
市郊外辺りからグイッと左にハンドルを切り木造方面今の“つがる市”へと向かったものの・・・
どうにも気が乗らず、今度は南下をし始めた。
・・・ではあったのだが、左右どちらの眺めも今いちで“何となく通り過ぎてしまう”状態がしばらく続いた。
途中から山手(岩木山)の方へ入り込んでみるも今一、今二、今三と続く。

そんな中見つけたここは、鶴田市と隣接する弘前市三和周辺?。
集落の中、さらに脇道へ入りまた抜ける。
それを繰り返すうち、ヒョイと姿を見せたのが「岩木山」。
“早く見つけろよ!”と言わんばかりに萱の間から顔を出していた。
梅に桜に黄色いレンギョウ・・・、ここ数日の暖かさにいっせいに色気づいた津軽平野。
大地の彩りまで、この日はあと一歩であった。

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続・「風の散歩道」 K066 旧浪岡・樽沢周辺の集落

 


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 山野逆さまの景色・・・旧浪岡・樽沢周辺の集落 
前回 [K065] の散策から数日後の事、りんご園の山中を見回した続きをすることにした。
前回はりんごの木を切り出した一面緑の広場、所がこの日は一面ドス黒い茶色一色。
それもそのはずで、西に岩木山、遠く東には八甲田連峰が覗くここは田園地帯。
自前の脳ミソでいくと、「平野部は緑、山手はまだ茶色」と無意識のうちに高低差で決め込んでいたのだが、実は現実は逆であった。

それだけ田んぼの草はことごとく排除されていると言う事なのだろ。
畦道にうっすらと草が見える程度で、樹木は今だ冬眠中といった色合いだ。
今回はそんな季節の狭間に迷い込んだ思いの一景。・・・とブログには書いておこう!
この“・・・とブログには書いておこう!”のくだり、その昔コマーシャルで流れていたセリフ、高校の頃であったろうか、如何にも善行を行ったような“色付けセリフ”を並べ、最後に一言「・・・と日記には書いておこう」と虚偽告白のセリフ。
これが私のお気に入りであった。

 

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続・「風の散歩道」 K065 旧浪岡・吉野田周辺の農道


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春始まるりんご園 
「山々の片隅に微かに見える残雪」、そんな風に言えるくらい雪の消えたこの頃。
出掛けた先は国道7号バイパスと並行するように走り、集落を通る一般道ではなく小高い山中のりんご園を走る農道。
この日はそんな旧浪岡町樽沢・吉野田あたりのりんご園をうろちょろ。
走ってみると、煙が舞い上がり、車が止められている所がポツリポツリ見られる。
農作業も始まったと言う事だろうか?

ここはそんなりんご園の一景。
20~30本だろうか?
リンゴの木が伐採され、目の前が開けた地面にはまだ根株がそのまま残っていた。
後方の斜面は緩やかに傾斜を持ち、ポツリポツリ杉の木がアクセントを付けている。

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