続・「風の散歩道」 K025 リンゴ園より望む「岩木山」


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分厚い雲と「岩木山」・・・黒石市長坂周辺
ふと見上げた空・・・
その雲の異様さに感じるものがあり、西の空「岩木山」方面を見るも建物や木々に阻まれいまいち見通しがきかない。
ここはひとつ・・・、と向かった先はリンゴ園のある山手へ行ってみる事にした。
案の定これがまた面白い光景を見せていた。
「岩木山」の6割以上を飲み込んだ分厚い雲と雲。
その隙間にはうすーい雲があるのだろう、直接光が差し込むのではないのだが異様な明るさがある。
普段あまり目にしない色合いで「岩木山」の足元と周辺地域を明るくしている。
そんな景色を見せてくれるここは黒石市の山手、程よい西斜面を持つリンゴ園。
程よいというのは、その昔・・・
リンゴ農家曰く「水はけの良い事!」と“良いリンゴを作るには?”の問いに“いの一番”に帰ってきた返事。
肥料・手入れ等は当然の事で自分ではどうにもならぬ事、立地条件の一つと言う事なのだろうか、・・・はぁ~なるほどと思った次第。
ここはそんなリンゴ園からの津軽平野と「岩木山」の眺め。
きっとここの農家は「当農園こそ世界一の景観を持つ農園」と自負してるに違いない。
・・・などと大げさといい加減な憶測の湧いてくるような眺め。
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先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K024 旧浪岡市・細野周辺


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野草越しの民家・・・
おだやかな一日・・・
この日出かけた先は、旧浪岡市の東(八甲田寄り)の奥地。
実は今年の冬に出かけた所で、その時は雪が多く、道路へ積み上げられた雪が見通しを悪くしていたため、あっさりあきらめ引き返した所。
リベンジを果たすべく、今回は行ける所までと車を走らせてみた。
・・・とは言うものの、奥深くなるとさすが“心細くもなりにけり”、村の中を走っていると優しそうな“おばサマ”が農作業をしていたので聞いてみる事に!
これがまた親切丁寧・事細かに教えてくれた。
やっぱり直進しても行き止まりのようで、この村が最後との事。村はずれでUターンした帰り道、今度はもっと年配のおばあちゃんがいたので再度道案内と雑談を繰り返す。
「(こんな田舎でも)今でも嫁っこ来て“けるん”(くれる)だって、“ありがで”(有難い)もんだ!」、そしてそれがまた3世帯家族も多いとか。
まるでこちらがインタビューでもしているかのような気分を味わわせてくれた。
思うに、このおばあちゃん、そして先のおばサマを見て分かるように“親たちが良い”からであろうと推察した次第であった。
ここはその地の村はずれの奥、一段高めの所からの眺め。
視線を下げ、手前の野草(スイバと言うのだろうか?)越しに観る民家。背景には逆光気味の杉林が民家を際立たせていた。


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減反の後に敷かれたように咲くシオン・・・

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続・「風の散歩道」 K023 平川市新屋周辺


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貯水タンク・・・
雨上がりの午後、空のご機嫌を伺いながら出かけたこの日・・・
6月も間近となると周辺の木々の新芽も出そろうこの時期、散策にはいささか不便が伴う。
と言うのも、開いた葉に目先を遮断され見通しが利かなくなると言う事がしばしば。
ほんの1~2mの高さなのだが、モチーフ探しの時には“ギター侍”よろしく「残念!」となる事が結構ある。
そこで今回はリンゴ園のある山手を覗いてみることにした。
収穫期ではやみくもに農道を走ると“不審に”思われる昨今、遠目にも“それ”と分かる大きな円筒形の施設を目指してみた。
今回はその施設周辺の眺め。
大きな円筒形のその施設、おそらく水を貯める貯水タンクだろうと思うのだが・・・
そのタンク、ベージュ色のタンクを支えるようにオレンジ色の柱がぐるり囲むように立ち並んでいる。
そしてその柱の色が周辺の色合いとは違いやけに目立つオレンジ色、あえてそのようにしているのだろうか?
その施設を下りていくとようやく見通しの利く土手が見つかり、周辺のリンゴ園を右往左往してみた。


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続・「風の散歩道」 K022 黒石市郊外


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新芽の木立ブラインド・・・
桜が終わり、りんごの花も終わる頃になると、周辺の木々が一斉に新芽を出し周辺の景色が変わる。
特に山手では、それまでのアンバー色がグリーへと一変するこの時期。
日々見続ける分には徐々に変化するサマがたまらぬ魅力を見せるのだろうが、一・二週ほどの間に色調が変わってしまう。
ここのところ所用で走り回るうち、その色調がグリーンへと一変していた。
毎度の事だが、その色の選択・タッチ・・・と調子が一変するのでこれがまた大変!
この日買い物を終え、小高い山並みの新芽に誘われるようにヒョイと脇道に入り込んだ帰り道・・・
アカシアの木だろうか?
遠目に見える木立が横に並び、出始めた新芽とその隙間から覗く畑と住宅がいい感じに透けていた。


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