続・「風の散歩道」 K063 旧相馬村手前 藤沢

 


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りんご選定作業真っ只中
前回の“サルとタヌキのにらみ合い K062 記憶を尋ねて・・・  に遭遇した帰り道・・・
往路とは反対側の眺めを見る為、あえて旧道らしき道を通る事にし車を進める。
・・・も、すぐまた広い通りへ出る。
後日調べてみると弘前⇔相馬間は並行する通りが数本あるらしい。
やむなく合流その先の集落へと進む。どうやらその集落は、往路早々に道を尋ねた所から丁度反対側遠方に見えた集落らしい。
今回は往路に見たその集落の全景。
手前の平地にはりんごの木が並ぶ。
すでにここは選定を終えたようで、切り落とされた枝がそれぞれの木の横にまとめられていた。
川を挟んで奥の集落は小高い山を背にし、こちらを見下ろしているようだ。

 

 

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K062 記憶を尋ねて・・・ 旧相馬村周辺


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土手上の赤屋根の民家
前回の「K061 里に残る民家」で思い出した“赤屋根の民家”。
この日は弘前周辺へ出掛けた事もあり、その記憶を辿ってみる事に・・・
弘前市内から旧相馬村方面へ車を走らせる。
ところが・・・
そもそも何処からが“相馬村”なのかも知らぬままの散策。
弘前市内を抜けたあたり(多分)で、ウォーキングをするご婦人に早々にたずねる始末。
どうやら旧相馬村は思いのほか奥のようで、以前(K026 弘前市相馬)こちら方面へ出掛けた時の見覚えのある村外れまでどうにか辿り着いた。
村はずれから引き返して間もなく、思いがけぬ遭遇者に・・・
前方左手には住宅が有り、その奥隣には古い廃家らしき建物、さらに右カーブのその奥には杉林。
その廃家から一羽のカラスが飛び出した。
何かしら感じるものが有り、廃家の前を通るときチラリと横目で見ながら通ると、廃家奥の杉の木にはサルが一匹木登り中。
一旦車を止めバックして見ると、サルがチラチラこちらの様子を伺いながらも木の周りを前後している。
どうにも様子がおかしく、さらにバックしてみると今度は廃家に身を隠すようにタヌキがサルの様子を伺っていた。
「サルとタヌキの化かし合い?」、互いに様子伺いをしているのだろうか、何とも珍しい光景に遭遇したものだ。
今回はそんな道すがら観かけた“土手上の赤屋根のいち民家”。
手前の川(相馬川?藍川?)越しに、一段高い土手の上に赤屋根の民家がひと際目立っていた。
記憶の中の“赤屋根の民家群”、結局は見つからず仕舞いであった。

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続・「風の散歩道」 K061 里に残る民家・・・黒石市(袋)


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川を挟んだ対岸からズーム・アップで見る民家
夕暮れも迫る頃出掛けたこの日の散策、時間も時間なので近場への散策となった。
川岸を巻くように歩きすすむと、対岸に見えて来たのが「火の見櫓」。
その奥には赤屋根の民家。
今では数もだいぶ少なくなって来たが、ポツリポツリと各地に点在する。
一年ほど前、相馬村だったろうか?
軒を連ねるとまではいかないが、同じ形の屋根が3・4棟ほどまとまり、思わず“ほ~っ!”と感動したことを思い出した。
ここはその赤屋根の民家を川越しにズーム・アップして観た一景。
手前には「火の見櫓」が重なり、横にはこれまた民家にふさわしい「白壁の倉」が並ぶ。
その「倉」の屋根は、どっしりと今シーズン目一杯の雪を乗せていた。

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続・「風の散歩道」 K060 鰺ヶ沢町湯船町周辺

 

 


 

 

鰺ヶ沢町「湯船六番観音」のある湯船町集落
弘前⇔鰺ヶ沢を行き来する度に目にする看板が有る。
前方がグッと開け、鰺ヶ沢の海岸まであと一歩と言う所まで行くとその看板は有る。
弘前方面から行くと左手、集落の奥には「岩木山」が鎮座、以前このブログでも紹介した
『続・「風の散歩道」 K017「鰺ヶ沢・湯船町」周辺』の場所だ。
この日はその集落へと入り込んでみた。
集落の細い道を道なりに進むと岩木山を目指すように山手の方へ登り進む。
途中右手に観音様の祠が有り、そのまま進むと“冬期間は通行禁止”の案内。
右手は目の前で閉鎖され、左手はまだ進めるようだが通行禁止令に従いUターン。
坂を下る途中、今度は集落途中から右手に曲がり、萱屋根の廃家の見える集落の対岸へ車を進めてみた。
今回はそんな鰺ヶ沢町「湯船六番観音」のある集落を、対面する高台からの眺め。

 

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続・「風の散歩道」 K059 船沢周辺の農道・・・弘前市郊外


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農地見下ろす土手上のポプラ
快晴の空の元、早々に出かけるつもりのこの日の散策。
まさに“予定は未定”の言葉通り、出掛けたのは午後も2時を回っていた。
この時期、「野原=強風=防風柵」と、国道・県道等の主要道路は防風柵が張られている為、まるで見通しが利かない。
昨年の今頃散々嫌な思いをした為、今年は“一計を案じる”事にした。
それは、国道や県道などの幹線を繋ぐ農道、いわゆる幹線農道を走ってみる事にした。
狙いが的中、防風柵も無く見通しが利き、交通量も少ないので安心して車を止める事が出来る。
ここはそんな弘前市郊外の農道からの雪景色。
ポプラだろうか? 土手の上にひと際高く立ち、周辺の農地を見下ろしていた。

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続・「風の散歩道」 K023 平川市新屋周辺


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貯水タンク・・・
雨上がりの午後、空のご機嫌を伺いながら出かけたこの日・・・
6月も間近となると周辺の木々の新芽も出そろうこの時期、散策にはいささか不便が伴う。
と言うのも、開いた葉に目先を遮断され見通しが利かなくなると言う事がしばしば。
ほんの1~2mの高さなのだが、モチーフ探しの時には“ギター侍”よろしく「残念!」となる事が結構ある。
そこで今回はリンゴ園のある山手を覗いてみることにした。
収穫期ではやみくもに農道を走ると“不審に”思われる昨今、遠目にも“それ”と分かる大きな円筒形の施設を目指してみた。
今回はその施設周辺の眺め。
大きな円筒形のその施設、おそらく水を貯める貯水タンクだろうと思うのだが・・・
そのタンク、ベージュ色のタンクを支えるようにオレンジ色の柱がぐるり囲むように立ち並んでいる。
そしてその柱の色が周辺の色合いとは違いやけに目立つオレンジ色、あえてそのようにしているのだろうか?
その施設を下りていくとようやく見通しの利く土手が見つかり、周辺のリンゴ園を右往左往してみた。


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続・「風の散歩道」 K022 黒石市郊外


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新芽の木立ブラインド・・・
桜が終わり、りんごの花も終わる頃になると、周辺の木々が一斉に新芽を出し周辺の景色が変わる。
特に山手では、それまでのアンバー色がグリーへと一変するこの時期。
日々見続ける分には徐々に変化するサマがたまらぬ魅力を見せるのだろうが、一・二週ほどの間に色調が変わってしまう。
ここのところ所用で走り回るうち、その色調がグリーンへと一変していた。
毎度の事だが、その色の選択・タッチ・・・と調子が一変するのでこれがまた大変!
この日買い物を終え、小高い山並みの新芽に誘われるようにヒョイと脇道に入り込んだ帰り道・・・
アカシアの木だろうか?
遠目に見える木立が横に並び、出始めた新芽とその隙間から覗く畑と住宅がいい感じに透けていた。


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続・「風の散歩道」 K021 弘前市一野渡周辺


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 桜からリンゴの花へ・・・
この日は、目屋ダム方面へ行くつもりであったのだが、出発が遅くなり手前の弘前市の郊外へ足を向けることにした。
その目屋ダム、ダム湖を水陸両用の観光バスが走ると今春テレビを賑わしていたので、“ちょっとご挨拶(ー_ー)!!”でもと思っていたのだが「また次の機会」となった。
時間を考え向かった先は、弘前市内からは南の方向になるのだろうか。
弘南鉄道「千歳駅」を南下し進んだ先は「弘前・一野渡」方面。
以前何度か訪れたことはあるのだが、いずれも夜の時間帯の為“景色”として見た事が無い。
そんな思いが奥底にあったのかもしれない。
市内を通り抜けると間もなく、百沢⇔大鰐・石川を結ぶ農道「アップルロード」との交差点。
ちょう桜の花が終わり取って代わってリンゴの花が盛期となり、周辺では新緑が出始めていた。
この交差点を過ぎたあたりからそのリンゴの花と新緑が目に付き始めた。
しばらく走ると見えて来たのが目的の一野渡のようで、バス停がさり気なく教えてくれた。
さらに先に進み集落を通り抜けた先に広い駐車場がある。
そこの案内板で道案内を受け、さらに先の山道を登り始めてみたのだが途中断念、引き返すことにした。
後続の車があり、追い越して行ったのだが、その先の「子どもの森」公園を目指したのだろうか?
ここは集落「一野渡」を抜けると間もなくの所、小さな川沿いの一景。
周辺の木々はかなり色付いているのだが、ここの数本の木は“オクテ”なのか芽吹きを始めたばかり。
奥の山々が透けて見えるのが何とも印象的な景色を見せていた。


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続・「風の散歩道」 K020 ベンセ湿原・・・


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 ベンセ湿原・・・木造(現つがる市)
以前来た時は確か秋口だったような気がするここ“ベンセ湿原”。
なにせ十数年前の漠然とした記憶の中のことで確かなイメージがない。
本来この“ベンセ湿原”はニッコウキスゲやハナショウブが売りの湿原で、6月以降が盛期となるのだろうが、今は時期早々と言う事なのだろう。
以前の記憶によると茅葺の東屋風の建物があったように思うのだが、ちょっと見当たらなかった。
その時も花は咲いていなかったように記憶している。
この日の天気は良く雲一つないと言える空模様なのだが、今いちスッキリしない空模様なのだ。
おそらく中国産の黄砂なのだろう。日本列島に無料でお届けしているようだ。
お出迎えしてくれたのは、湿原を遠く南方から見守るように見据える岩木山。
沼の水面は風の為波立ち、残念ながら水面に映る姿は見られなかった。
とは言え、「お岩木山」はこの日一番の姿を見せ、湿原入り口付近では菜の花が代わりにお見送りしてくれた。


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続・「風の散歩道」 K019 白神山地を望む・・・67yhg


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 岩崎海岸より白神山地を望む・・・
急ぎ旅で走り抜け、結果、県境を越える勇み足となったこの日の散策。
一旦県境まで走り、その後、逆ルートの北上するかたちで立ち寄った前回の十二湖。
5~6km程だろうか?
その十二湖入り口から地図で見ると「国道101号線」の北にある「岩崎漁港」。
往路、ひとまず素通りしたこの岩崎漁港であったが、実は結構印象に残っていた所。
それはこの漁港が最初に目に入るのが、坂の上から前方を見下ろすように漁港があり、その後ろには白神山地が・・・と記憶していた。
ここはその「岩崎漁港」から白神山地を眺めた所。
漁を終えた時間帯なのか岸壁には漁船がのんびりと並んでいた。
そしてその背景には、世界遺産の白神の山々が左右一杯に広がっている。
この日はまだ残雪も多くあり、特に中央やや右奥の「白神岳」山頂付近は横一面白く印象的であった。
実はこの時はまだ白神山地としての確信をまだ持てずにいて、駐車中の“おばさま”に訊ね確信を得た次第だ。


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