続・「風の散歩道」 K047 黒石市六郷地区周辺・・・リンゴ園


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収穫の手を止める雪・・・
ここの所の寒さでとうとう降り出した雪。
多くの農家はまだ収穫半ばであろうと思えるこのタイミングの雪で、農家にとってはさぞかし腹立たしい事であろうと思われるのだが?
どれどれと様子を見に向かった先は黒石市郊外、六郷地区方面の山手にあるりんご畑。
案の定畑には人もいなく一面の雪で静まっていた。
それでも雪が止んでから時間が経っていた為か、枝には雪が無く、目にしたりんご園ではすでに収穫した後であった。
周辺の畑を見ても思いのほか収穫は進んでいるようで、真っ赤なりんごが“鈴生り”“たわわに”という所はあまり見かけられなかった。

ここはそんな一面雪のりんご畑。
収穫はすでに終わり、目に付くりんごは一つもなかった。
まるでカラスにご馳走でもするように2・3個残っている事もあるのだが・・・
目の前のりんごの木は結構古木のようで、荒々しい節が有り、地面から斜めに傾いて伸びいる。
まるで足を骨折をした重病人が、杖にぐったり身を預けているかのような態を成していた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K046 紅葉・・・百沢周辺


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逆光に輝く紅葉

所用で弘前方面へ出掛けたこの日、これ幸いと足を延ばし岩木山の足元へと進んでみた。
出掛けた先は旧相馬村への入り口近く、途中、標識には目屋方面や鰺ヶ沢方面と案内がある。
そこで、岩木山の懐“百沢”を目指すことにし、途中から山中へ岩木山を見据える形で車を進める事にする。
案の定リンゴの収穫が最中のようで、リンゴ園には車が止まり、またリンゴのコンテナを積んだ車とすれ違う事しきり。
進むにつれ岩木山は手前の小高い山に大きく遮られてきた。
小高いその山の足元には集落が横一列に並び、モチーフになりそうな雰囲気。
早速車を降り歩き回るもいまいち構図が定まらぬ感じに思える中、振り向いた先がここ。

モチーフは遠いのだが、逆光の為、赤・黄色の木々の先端だけが照らされ、横一列に輝いていた。
後方の山々(白神山地)は薄くブルーに霞み、手前のリンゴ園はクボミの為日陰となり識別出来ぬ状態。

先端を照らされた木々は、「どっち観てるんだ、こっちだこっち!」と言わんばかりの輝きを見せていた。
「こちらの方がお色気有りますよ、よそ見しちゃダメ、他は見なくて良いの!!」だと良いのだが・・・トホホ

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続・「風の散歩道」 K045 紅葉盛り“一歩手前”・・・ 平川市唐竹周辺


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逆光に輝くシャレた建物達・・・
紅葉を求めて出かけたこの日の散策。
さして遠い訳でもないのだが、ここの所なかなか機会がなく足を運ぶ事がなかった平川市唐竹周辺。
黒石市内から高速沿いを南下する形で車を走らせ、山手沿いの平川市広船地域を通り、ひと山越えての到達。
お目当ての紅葉も、まもなくピークを迎えるかと思われるタイミングであった。
ここ唐竹地区は住宅が通りを中心に建ち並ぶというよりは、通りの左右小高い場所に住宅が多く並ぶ感じの地域。
その為、見通しの利く高みからの眺めが出来、散策には非常に都合の良い地形だ。

ここはその東西に走る通りの北側から、通りを挟んで南側を望んだ所。
赤や黄色の色彩が逆光に浮かぶこの高台には、鋭角な三角屋根の建物が数件連なっていた。
近頃の津軽地方の建物は“無落雪”の平らな屋根も多く見られるが、ここには今風の“○○ハウス”らしき建物が並んでいた。
勾配のある三角屋根で“雪降ろし不要”と言う事なのだろう。
高台手前の土手は逆光でドスンと暗く、高く伸びた赤や黄色の木々はスポットライトを浴びたように浮かんで見える。
その奥には紅葉と杉林で連なる山並みが、集落の引き立て役として一役買っているかの様に見えた。
ここはそんな紅葉見頃・・・“一歩手前”の平川市唐竹周辺(旧平賀町)。


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