続・「風の散歩道」 K026 弘前市相馬(旧相馬村)


20170620_20170620_soma2

小高い山並み越しの「岩木山」・・・
この日出かけた先は弘前市相馬(旧相馬村)。
所用で弘前市役所へ出向き、早々に用事を済ませ「今日は岩木山周辺散策」と思っていたのだが、途中DIYショップへ立ち寄ったのが心変わりの始まり・・・
ショップを出て信号二つ目。
天の声が聞こえた訳でもないのにフッと信号を左へハンドルを切る。また何時ものように衝動に駆られ暴走が始まった。
暴走と言っても“スピード狂”ではなく、仲間内からは“発作・病気”が起きたと冷やかされているたぐいだ。
一応目指した先は西目屋のダム方面で、地図上では岩木山からは真西のようだ。
狭い通りを走りながら右往左往走る回るうち出た先は相馬の紙漉沢との事、いつの間にか西目屋方面の通りとは交差していたようだ。
自販機に補充する店主に尋ねると、ここから奥はまだかなりあるとの事、せっかくなので奥へ奥へと車を走らせた。
あとどれ位・~と思いながらの走行、途中案内を乞うにも「人っ子一人見当たらず!」。
リンゴの選定作業をする農夫をようやく発見、車をバックし地域周辺の事を尋ねる。
話によるとこの先は少し行くと舗装道路は終わりとの事で、ここはこの道の村はずれ相馬の「藍内」との事。(相馬村なので「相内」かと思いきや“藍”のようだ)
後日マップで調べると、途中右へ曲がっていると「相馬ダム」の方へ行くらしい。
案内の通り数百メートル先は塗装が途切れ、しかもその先はゲートロックで通行止め。
なんでも途中崖崩れが発生したとの事。
その道なりに流れるのが「相馬川」との事。
渓流好きの自分にとって、このきれいな水と渓相に思わず車を降り川沿いを歩いてみた。
今回はこの相馬地区周辺。
帰路、相馬川を挟んで反対側の道を走る事で目にした眺めで、小高い山並みをバックに程よい感じで集落が並び、その奥からこちらを覗き見をするかのように「お岩木山」が山頂をのぞかせていた。
===========================================================================================
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K025 リンゴ園より望む「岩木山」


20170614_20170613_mtiwakinagasaka_2

分厚い雲と「岩木山」・・・黒石市長坂周辺
ふと見上げた空・・・
その雲の異様さに感じるものがあり、西の空「岩木山」方面を見るも建物や木々に阻まれいまいち見通しがきかない。
ここはひとつ・・・、と向かった先はリンゴ園のある山手へ行ってみる事にした。
案の定これがまた面白い光景を見せていた。
「岩木山」の6割以上を飲み込んだ分厚い雲と雲。
その隙間にはうすーい雲があるのだろう、直接光が差し込むのではないのだが異様な明るさがある。
普段あまり目にしない色合いで「岩木山」の足元と周辺地域を明るくしている。
そんな景色を見せてくれるここは黒石市の山手、程よい西斜面を持つリンゴ園。
程よいというのは、その昔・・・
リンゴ農家曰く「水はけの良い事!」と“良いリンゴを作るには?”の問いに“いの一番”に帰ってきた返事。
肥料・手入れ等は当然の事で自分ではどうにもならぬ事、立地条件の一つと言う事なのだろうか、・・・はぁ~なるほどと思った次第。
ここはそんなリンゴ園からの津軽平野と「岩木山」の眺め。
きっとここの農家は「当農園こそ世界一の景観を持つ農園」と自負してるに違いない。
・・・などと大げさといい加減な憶測の湧いてくるような眺め。
————————————————————
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/

続・「風の散歩道」 K010 金木周辺カッチョ

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。


20170222_20170222_goshogawarakacho0

津軽名物? カッチョ
10数年前の記憶の下、カッチョを探し求め五所川原・金木周辺をウロチョロ散策したこの日であった。
・・・が、今となってはまったくアテにならないのが過去の記憶。
まして国道のような王道を進むのならいざ知らず、いきなり脇道へ入り込んでとなればなおさらの事。
防風柵と除雪で積み上げられた雪に見通しを阻まれる。
更には狭くなった道に車止め雪上から見るにも、行き交う車には迷惑と、思うに任せぬ有様。
しまいには別な景色で良しとし、本命のカッチョを諦めて帰路の途中見かけたのがここ・・・
左に板塀がチラッと見えた脇道であったが素通り、200~300m進んでから思い直してのUターン。
そこはバイパス通りに取り残された通りで、数件の民家が点在し、すぐまた本通りと合流する所。
左は板塀、右には芯止めをしたであろう柳の木が立ち並んでいた。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
https://atl-zero1.jp/

続・「風の散歩道」 K009 南の空・・・常盤村周辺

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。


20170218_20170209_tokiwakawabe1

津軽、南の空・・・
東西南北・・・、東・西に八甲田と岩木山、北には梵珠山、南は白神山地とつながる山々。
どちらを見ても山並みが遠く彼方に見えるここは津軽平野のど真ん中”常盤村周辺”。(・・・だったと思う)
曇り空の中、南方を見ると田んぼの中に点在する集落が東西へ走り、
手前の田んぼは白一色、その中にポツンと2・3点、気丈に残る雑草が・・・、と如何にも津軽の冬景色となっていた。
もう少し遅い時間帯であれば「雲の色・空の色」が良かったろうに・・・と思った一瞬であった。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K008 五所川原市-長橋溜池

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。


20170213_20170209_goshogawaranagaha

「長橋溜池」
冬という事で今回出掛けた冬の津軽平野の五所川原方面。
前回のブログにも書いたように、防風柵と盛り上がった雪壁に阻まれ、なかなか見通しの利かない道中でかろうじて見つけたこの空間。
あえて”空間”と称したのは一面“雪の原”で、その割には田んぼらしくもない、思うに“池・湖かな?”と思った次第!
一面雪の原で数百メートル?前方には樹木が並ぶ。さらに奥には数件の民家らしい建物が見られた。
後日”ググって”見た所県道36号線沿いの「長橋溜池」と判明した。

ここはその「長橋溜池」のふちにある集落。
池の左手前、土手の上にある集落で、池の奥へと延びている。
除雪で積み上げられた雪の上にあがり、どうにか覗けるくらいの一角。
大小の樹木に見え隠れする建物。
きっと夏場は日除けとして重宝しそうな茂り具合で、ここはその隙間の広い場所。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/