続・「風の散歩道」 K119 十三湖

ガマの穂と「岩木山」

ガマの穂越しの岩木山

久々に遠出(と言えるほどの事では無いが)を決意し出掛けた先は津軽平野北部の十三湖。

藤崎・板柳・鶴田と旧道の339号を北上、つがる市(木造・車力)を経由し一路十三湖を目指す。

それにしても目に付くのは風車、昨年・一昨年はこんなに有った?
(これに関しては別の機会に)
そこで、この風車をもっと追いかけてみようと思い“取舵一杯!”、メロンロードなる通りを走行。

今回はこうしてたどり着いた十三湖の東側、丁度駐車場のある場所。

車から降り前方を見ると、対岸には先ほどの風車が横一列に並ぶ。
水辺に降りてみるとガマの穂が水辺に並びアピールしていた。
さらに奥左寄りには山頂を雲に覆われた「岩木山」が観える。

場所確認のため調べてみると、マップには“吉田松陰遊賞之碑”とあり、

「あ~、あれがそうだったか」・・・と、毎度お決まりの後付けセリフとなった。

 
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モチーフ探しの為の取材・回想のメモ、何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。

2015年から始めた都会暮らしの散策を綴った「都会の片隅」、
2017年~2019年の津軽一円を綴った「続・風の散歩道」・・・
そして、その続きとしてこの新しいブログサイトで綴ります。

 

続・「風の散歩道」 K020 ベンセ湿原・・・


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 ベンセ湿原・・・木造(現つがる市)
以前来た時は確か秋口だったような気がするここ“ベンセ湿原”。
なにせ十数年前の漠然とした記憶の中のことで確かなイメージがない。
本来この“ベンセ湿原”はニッコウキスゲやハナショウブが売りの湿原で、6月以降が盛期となるのだろうが、今は時期早々と言う事なのだろう。
以前の記憶によると茅葺の東屋風の建物があったように思うのだが、ちょっと見当たらなかった。
その時も花は咲いていなかったように記憶している。
この日の天気は良く雲一つないと言える空模様なのだが、今いちスッキリしない空模様なのだ。
おそらく中国産の黄砂なのだろう。日本列島に無料でお届けしているようだ。
お出迎えしてくれたのは、湿原を遠く南方から見守るように見据える岩木山。
沼の水面は風の為波立ち、残念ながら水面に映る姿は見られなかった。
とは言え、「お岩木山」はこの日一番の姿を見せ、湿原入り口付近では菜の花が代わりにお見送りしてくれた。


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先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

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