続・「風の散歩道」 K068 弘前市郊外、船沢周辺


20180429_20180427_01

 春、新緑爽やか「岩木山」
「この辺は“防風柵”の為さっぱり景色が見られないんだよな~」と、冬の姿を思い出しながら帰路についた前回の散策。
それから数日後、この日出掛けた先は弘前市郊外船沢周辺。
真冬の雪道、あえて幹線道路を避け農道を走ってみた日の事を思い出し出掛けたのがここ弘前市の船沢周辺。
その時のポプラ(だと思う)の印象が強く残り、「この時期の景観は?」との思いで出掛けてみた。
続・「風の散歩道」 K059 船沢周辺の農道・・・弘前市郊外

今回はそんな思いで散策をした一景。
土手の上に高く伸びるポプラはまだ芽吹きも無く、また杉の木は色濃い緑で土手の上に並んでいる。
土手の斜面とりんご園の敷地だけはようやく緑のジュータンを敷きはじめ、その真後ろには「岩木山」がどっしりと構えていた。
冬の散策時には雲隠れの岩木山(角度も違うが)、この日は残雪姿の絶景を見せてくれた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
https://www.atoriezero1.jp/

続・「風の散歩道」 K067 弘前市三和周辺?


20180418_20180418_mitsuwa2

 ヒョッこり姿を見せた「岩木山」
この日は北津軽を見てみようかと、まずは五所川原方面を目指してみた。
五所川原にあるドームを右手に見ながら北上するも、今いち気が乗らない。
市郊外辺りからグイッと左にハンドルを切り木造方面今の“つがる市”へと向かったものの・・・
どうにも気が乗らず、今度は南下をし始めた。
・・・ではあったのだが、左右どちらの眺めも今いちで“何となく通り過ぎてしまう”状態がしばらく続いた。
途中から山手(岩木山)の方へ入り込んでみるも今一、今二、今三と続く。

そんな中見つけたここは、鶴田市と隣接する弘前市三和周辺?。
集落の中、さらに脇道へ入りまた抜ける。
それを繰り返すうち、ヒョイと姿を見せたのが「岩木山」。
“早く見つけろよ!”と言わんばかりに萱の間から顔を出していた。
梅に桜に黄色いレンギョウ・・・、ここ数日の暖かさにいっせいに色気づいた津軽平野。
大地の彩りまで、この日はあと一歩であった。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
https://www.atoriezero1.jp/

続・「風の散歩道」 K066 旧浪岡・樽沢周辺の集落

 


20180411_20180411_tarusawa02
 

 山野逆さまの景色・・・旧浪岡・樽沢周辺の集落 
前回 [K065] の散策から数日後の事、りんご園の山中を見回した続きをすることにした。
前回はりんごの木を切り出した一面緑の広場、所がこの日は一面ドス黒い茶色一色。
それもそのはずで、西に岩木山、遠く東には八甲田連峰が覗くここは田園地帯。
自前の脳ミソでいくと、「平野部は緑、山手はまだ茶色」と無意識のうちに高低差で決め込んでいたのだが、実は現実は逆であった。

それだけ田んぼの草はことごとく排除されていると言う事なのだろ。
畦道にうっすらと草が見える程度で、樹木は今だ冬眠中といった色合いだ。
今回はそんな季節の狭間に迷い込んだ思いの一景。・・・とブログには書いておこう!
この“・・・とブログには書いておこう!”のくだり、その昔コマーシャルで流れていたセリフ、高校の頃であったろうか、如何にも善行を行ったような“色付けセリフ”を並べ、最後に一言「・・・と日記には書いておこう」と虚偽告白のセリフ。
これが私のお気に入りであった。

 

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/

 

 

続・「風の散歩道」 K065 旧浪岡・吉野田周辺の農道


20180408_20180408_yoshinoda

春始まるりんご園 
「山々の片隅に微かに見える残雪」、そんな風に言えるくらい雪の消えたこの頃。
出掛けた先は国道7号バイパスと並行するように走り、集落を通る一般道ではなく小高い山中のりんご園を走る農道。
この日はそんな旧浪岡町樽沢・吉野田あたりのりんご園をうろちょろ。
走ってみると、煙が舞い上がり、車が止められている所がポツリポツリ見られる。
農作業も始まったと言う事だろうか?

ここはそんなりんご園の一景。
20~30本だろうか?
リンゴの木が伐採され、目の前が開けた地面にはまだ根株がそのまま残っていた。
後方の斜面は緩やかに傾斜を持ち、ポツリポツリ杉の木がアクセントを付けている。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K064 弘前市一野渡周辺周辺


20180338_20180323_ichinowatari02

大和沢から一野渡を見る 
暑さ寒さも彼岸までと良く言うが、今年は彼岸前から穏やかな日々。
そんな中出掛けたこの日は、弘前市の南から東、大鰐方面を探ることに・・・
まずはアップルラインを走る事にし、国道7号線石川からアップルロードへ入る。
弘前市内からの交差点を一つ二つ過ぎると間もなく“クレー射撃場”の看板が目に付いた。
「ほ~っ、ここに・・・」との思いでここを通り過ごした。
このアップルロード、結構人気が有るようでダンプ等の大型車の往来も多い。
相馬・百沢方面へ行くのには、込み合う市内を通らずに済むので結構利用者が多いのだろうか?
先の看板を目にしてからしばらく行くとアップ・ダウンと大きなカーブが有り、間もなく弘前市内からの交差点、それを左折、山手の方へと進んだ。
しばらく走り集落の中をポット抜け出ると、左手前方がパッと開けた。
“ポッと出て、パッと開けた”その先には杉林と右には大きな建物がある。どうやら神社と農協関係の建物のようだ。
そのまま進み集落の外れを確認後の帰路途中の事。
地名確認の為“電力検針?”で巡回中のお嬢様方に地名を聞いた所「おおわさわ」との事。
バス停の“大和沢”を見“やまとさわ”と発声したのだが豈図らんや「おおわさわ」と修正され、またひとつ、知識が増えた感動を味わった。(その分二つほど蓄積された知識・記憶が削除されたようだが)
ひと呼吸おいてこの“おおわさわ”、高校の頃からの聞き覚えを思い出していた。
こうしてアップルロードから入り込んだここは弘前市一野渡周辺。
今回はここを取り上げてみた。
丁度“大和沢”と“一野渡”との境目の眺めのようだ。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K063 旧相馬村手前 藤沢

 


200180320_20180314_fujisawa

りんご選定作業真っ只中
前回の“サルとタヌキのにらみ合い K062 記憶を尋ねて・・・  に遭遇した帰り道・・・
往路とは反対側の眺めを見る為、あえて旧道らしき道を通る事にし車を進める。
・・・も、すぐまた広い通りへ出る。
後日調べてみると弘前⇔相馬間は並行する通りが数本あるらしい。
やむなく合流その先の集落へと進む。どうやらその集落は、往路早々に道を尋ねた所から丁度反対側遠方に見えた集落らしい。
今回は往路に見たその集落の全景。
手前の平地にはりんごの木が並ぶ。
すでにここは選定を終えたようで、切り落とされた枝がそれぞれの木の横にまとめられていた。
川を挟んで奥の集落は小高い山を背にし、こちらを見下ろしているようだ。

 

 

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

 

 

続・「風の散歩道」 K062 記憶を尋ねて・・・ 旧相馬村周辺


20180317_20180314_soma1

土手上の赤屋根の民家
前回の「K061 里に残る民家」で思い出した“赤屋根の民家”。
この日は弘前周辺へ出掛けた事もあり、その記憶を辿ってみる事に・・・
弘前市内から旧相馬村方面へ車を走らせる。
ところが・・・
そもそも何処からが“相馬村”なのかも知らぬままの散策。
弘前市内を抜けたあたり(多分)で、ウォーキングをするご婦人に早々にたずねる始末。
どうやら旧相馬村は思いのほか奥のようで、以前(K026 弘前市相馬)こちら方面へ出掛けた時の見覚えのある村外れまでどうにか辿り着いた。
村はずれから引き返して間もなく、思いがけぬ遭遇者に・・・
前方左手には住宅が有り、その奥隣には古い廃家らしき建物、さらに右カーブのその奥には杉林。
その廃家から一羽のカラスが飛び出した。
何かしら感じるものが有り、廃家の前を通るときチラリと横目で見ながら通ると、廃家奥の杉の木にはサルが一匹木登り中。
一旦車を止めバックして見ると、サルがチラチラこちらの様子を伺いながらも木の周りを前後している。
どうにも様子がおかしく、さらにバックしてみると今度は廃家に身を隠すようにタヌキがサルの様子を伺っていた。
「サルとタヌキの化かし合い?」、互いに様子伺いをしているのだろうか、何とも珍しい光景に遭遇したものだ。
今回はそんな道すがら観かけた“土手上の赤屋根のいち民家”。
手前の川(相馬川?藍川?)越しに、一段高い土手の上に赤屋根の民家がひと際目立っていた。
記憶の中の“赤屋根の民家群”、結局は見つからず仕舞いであった。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K061 里に残る民家・・・黒石市(袋)


20180307_20180228_

川を挟んだ対岸からズーム・アップで見る民家
夕暮れも迫る頃出掛けたこの日の散策、時間も時間なので近場への散策となった。
川岸を巻くように歩きすすむと、対岸に見えて来たのが「火の見櫓」。
その奥には赤屋根の民家。
今では数もだいぶ少なくなって来たが、ポツリポツリと各地に点在する。
一年ほど前、相馬村だったろうか?
軒を連ねるとまではいかないが、同じ形の屋根が3・4棟ほどまとまり、思わず“ほ~っ!”と感動したことを思い出した。
ここはその赤屋根の民家を川越しにズーム・アップして観た一景。
手前には「火の見櫓」が重なり、横にはこれまた民家にふさわしい「白壁の倉」が並ぶ。
その「倉」の屋根は、どっしりと今シーズン目一杯の雪を乗せていた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K060 鰺ヶ沢町湯船町周辺

 

 


 

 

鰺ヶ沢町「湯船六番観音」のある湯船町集落
弘前⇔鰺ヶ沢を行き来する度に目にする看板が有る。
前方がグッと開け、鰺ヶ沢の海岸まであと一歩と言う所まで行くとその看板は有る。
弘前方面から行くと左手、集落の奥には「岩木山」が鎮座、以前このブログでも紹介した
『続・「風の散歩道」 K017「鰺ヶ沢・湯船町」周辺』の場所だ。
この日はその集落へと入り込んでみた。
集落の細い道を道なりに進むと岩木山を目指すように山手の方へ登り進む。
途中右手に観音様の祠が有り、そのまま進むと“冬期間は通行禁止”の案内。
右手は目の前で閉鎖され、左手はまだ進めるようだが通行禁止令に従いUターン。
坂を下る途中、今度は集落途中から右手に曲がり、萱屋根の廃家の見える集落の対岸へ車を進めてみた。
今回はそんな鰺ヶ沢町「湯船六番観音」のある集落を、対面する高台からの眺め。

 

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

 

 

続・「風の散歩道」 K059 船沢周辺の農道・・・弘前市郊外


20180221_20180220_nodofunazawa

農地見下ろす土手上のポプラ
快晴の空の元、早々に出かけるつもりのこの日の散策。
まさに“予定は未定”の言葉通り、出掛けたのは午後も2時を回っていた。
この時期、「野原=強風=防風柵」と、国道・県道等の主要道路は防風柵が張られている為、まるで見通しが利かない。
昨年の今頃散々嫌な思いをした為、今年は“一計を案じる”事にした。
それは、国道や県道などの幹線を繋ぐ農道、いわゆる幹線農道を走ってみる事にした。
狙いが的中、防風柵も無く見通しが利き、交通量も少ないので安心して車を止める事が出来る。
ここはそんな弘前市郊外の農道からの雪景色。
ポプラだろうか? 土手の上にひと際高く立ち、周辺の農地を見下ろしていた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/