続・「風の散歩道」 K044 紅葉始まる黒石市郊外


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紅葉始まる・・・黒石郊外
紅葉の始まるこの季節、雪のある時足を運んだ事のある場所をふと思い出し、ひょいと再び行って見たこの日の散策。
この時期はどんな風?、・・・と思いながら上る坂道の前方は紅葉が始まり、赤・黄色で染まり始めている。
一たん上り終え少し下ると見えてくる集落。
集落奥の小高い山は紅葉も進み、集落周りは丁度これからピークを迎えると言うタイミングであった。
ここはそんなこじんまりとした集落・・・黒石市郊外「安入」。


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モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K043 竜飛岬ー岩礁


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宝島の地図

前回の陸奥湾へ入る手前のこと・・・[K042 竜飛岬ー岩礁]
五所川原から十三湖・小泊を経て竜飛の先端部。
日本海を左に見ながら海岸沿いに進むと前方は小高い山が見え、どうやらこの先が冬期間閉鎖の場所のようだ。
道なりに走ると山登りが始まる。
中腹辺りまで来ると海寄りの方に駐車スペースがあり、その先にはゲートがある。
ここから先が冬期間閉鎖と言う事なのだろう。
そこはまた展望台のようになっていて、日本海・津軽海峡を一望出来る。
展望台から足元を見るとかなりの急斜面で、眼下の岩場にはポツンと建物が見える。
杭とロープが回された歩道を下りて行くと下まで降りれるのだろうか?

それにしても急斜面で油断して転び柵から飛び出そうものならとんでもない事になりそうだ。

ここはそんな冬期間閉鎖のゲートのある場所「坂本台」から足元の岩礁を見下ろした所。
ちょっと描いてみたら、まるで海賊・宝島を連想させる地図のようになった。

左前方には岬が細長く張り出し、手前には枯れたシシウドがニョキッと突き出していた。


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続・「風の散歩道」 K042 奥津軽・今別周辺


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逆光に輝く奥津軽の実り・・・
好天に誘われるように津軽半島を目指したこの日の散策。
以前、春もまだ早い頃の散策時、岬周辺は「冬期間通行規制」の案内を目にし早々に断念。
その思いがこの日の行動となっていた。 K011 小泊漁港
まずは五所川原を経由し、十三湖・小泊(中泊町)経由で竜飛を目指した。
小泊の漁港からは山登りとなり、ひと山越えると海岸沿いの通りとなる。
途中、「どうしてここに?」と言う所に車が一台ポツンとあり、年配の夫婦らしきお二人がヒョイと姿を現した。
ここは聞き覚えのある「七つ滝」と言う所らしい。
海岸沿いにそのまま車を走らせると前方は行く手を阻むように小高い山がある。
所々に道路が見え隠れし展望所らしき建物も。
勢いよく山を登り進むと見覚えのる場所K015 「竜飛岬」にたどり着き竜飛岬の先端を確認した。
そのまま陸奥湾沿いを南下、途中“日本一小さい新幹線の駅”と謳う「奥津軽いまべつ駅 」へ立ち寄り帰路についた。

今回スタートの津軽平野はすでに稲刈りを終えていて、ひと山越え陸奥湾へと入ると三厩・今別辺りの田んぼはまだ稲穂の垂れている所がポツポツ見られた。
ここはその帰路につく間際の一景、紅葉の始まった今別あたりの“逆光に輝く稲穂”。


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続・「風の散歩道」 K041 霧に霞む田園越しのリンゴ園


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黒石市郊外・農道よりの一景・・・
小雨、と言うよりは霧雨が一日中くすぶるような一日。
出掛けた先の空は一様に霞む中、そこそこの見通しは利くような空。
こんな日は所用を済ませ真っすぐ帰宅となる日のはずが、この日は違った。
町中を通り田園風景が広がると、遠い山並みはかすみ、何時もはそれと分かるリンゴ園も霞むように見え隠れ。
“どれどれ・・・”とちょいと道をそれ、田んぼの中を走る農道へと車を走らせてみた。
バッタでも頬張っているのだろうか? 8割方稲刈りの終えた田んぼにはカラスが群がる。
ここはそんな田んぼから遠くに霞むリンゴ園の眺め。
手前には棒掛けの稲が横一列に並び、後方に見える高台のリンゴ園は流れる霧に見え隠れしていた。
山の稜線の見え隠れするこんな空模様もまた良い物だなと思わされた日であった。

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続・「風の散歩道」 K040 尾上金屋周辺の農園


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季節外れのフレッシュグリーン・・・
所用を終えぶらぶら帰ろうとしたこの日、平野部をヒョイとわき道にそれ、右へぶらり左へぶらり。
“あちらは?、こちらは?”と見渡しながらの走行も、“これは”と思えるモチーフに出会わない。
まあ~今日はいいか・・・、そんなあきらめ気分の帰り道、目に飛び込んできたのが前方山手の斜面。
この時期、収穫の始まった周辺のリンゴ園の中、一部斜面の色合いがまるで初夏のような明るいグリーン。
周辺のリンゴ樹の中、そこの一面だけは草も木も無くきれいに刈り払われ、まるで六月の新緑のような色合い。
今回はそんな道すがらの一景。
ここは南北に走る高速道路に目隠しされ、その時まで気付かなかった平川市金屋地域の山手のリンゴ園。
収穫時とあって農道や畑の中そちこちに車が止まる中、穂を出した葦越しに見えた季節外れのフレッシュグリーン。

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続・「風の散歩道」 K039 実りと雲と岩木山


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収穫間近の津軽平野・・・
夕食の買い出しに出かけたこの日の午後。
西に見える「岩木山」周辺の雲は、何とも魅力的なと言うよりは劇的と言っても良いような姿を見せていた。
これを逃す手はないと買い物を済ませた後、見通しの利く水田地帯へと車を走らせた。
・・・が、残念なことに先ほどとは様子が違っていた。
山頂から三分の一は雲に隠れ、南の稜線は雲の隙間から光線を落し、北斜面は稜線に沿い雲がまとい付くように連る。
最初観たときはこの様な情景であったのだが、北斜面は時間が経つほどに雲に覆われ、しまいにはすそ野まで隠れてしまい、まさに雲隠れをしてしまった。
角度が変わればと南へ移動するも、刻々と変化する雲にはそっぽを向かれて、やむなくお帰りとなった頃には、はやくも秋の夕暮れの空となっていた。
この日はそんな津軽の“実りと雲と岩木山”の一時の交わりを垣間見た日となった。

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続・「風の散歩道」 K038 黒石市郊外より岩木山を観る


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収穫間近・・・
よく晴れたこの日、この機を逃す手はないと近くの川沿いへと出掛けたこの日。
お出かけの車に便乗、ウォーキングよろしく適当な所へポイ捨てしてもらうという事となった。
結局5Kmほどは歩き回る散策となった。
道路から川沿いの方へ抜けるには農園の中を進むのだが、途中目の前にはリンゴが実を付け、左を見ればブドウが袋をまとうと言う光景が見える。
リンゴ園を抜けた先は川から一段、と言うよりは二・三段高い場所。
今回はそんな収穫直前、ちょっぴり高い所から“岩木山”を眺めた所。
足元直下には田んぼとブドウ園があり、川原を挟んで田んぼと小高い山、そのず~っと奥では“岩木山”が津軽平野を見下ろしている。

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続・「風の散歩道」 K036 平川市碇ヶ関周辺 続き・・・


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稲穂とススキ・・・
買い物に出かけたついでに足を延ばしたこの日の散策。
今回は前回の続き・・・(「K036 平川市碇ヶ関周辺」)
まずは大鰐スキー場周辺を一望した後「あじゃら山」の裏手を回ったのだが、
ことの他すんなり走れる道路であったのにビックリ。
スキー場の足元虹貝から奥へ奥へと行くと、“ひばの国”“やらハム工房”あるいは・“わにもっこ”なるものが目に付いた。
地場産業と言う事で頑張っているのだろうか?
(ひばの国・ひばのくに迎賓館・おおわに自然村 生ハム工房・わにもっこ)
ここで道は左右二手に分かれ、右は確か早瀬野と言うダムがあったと思う。
ここを左へとさらに車を走らせるも、山登りを想定していただけに想像以上のすんなり走行、しまいには狭かった道がより広く、下りへとなった。
しばらく下ると田んぼが見えるほど視界が広がり始めた。
その田んぼに横付けしていた軽トラの主に伺いを立ててみる。
「この先まっすぐ行くと碇ヶ関?」と、少し“こわ面”のおじい様に訊ねると、思いのほか親切かつ柔らかに応対してくれた。
人を見かけるとあえて車を止め話しかけてみるのだが、コミニュケーションを取る為よくやる事だ。
今回は前回のすぐ近く、ボチボチ出始めたススキ越しの一景。

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続・「風の散歩道」 K035 平川市碇ヶ関周辺

 


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パラグライダーとのどかな田園風景
買い物に出かけたついでに足を延ばしたこの日の散策。
大鰐町と碇ヶ関とを見据えるように鎮座する「あじゃら山」。
この日はまずその「あじゃら山」にある夏の大鰐スキー場を覗いて見る事にした。
まずお出迎えしてくれたのが大空を滑空する“パラグライダー”。
ここではよく見かけるのだが、上昇気流に乗っているのだろうか、ほとんど同じ高さで左右を滑空している感じであった。
リフト乗り場から下を見下ろしてみたが、手前の小山が障害となり、いまいちの眺めなのが残念。
一見した後、スキー場を下り、山裾を右回りに回ってみる事にした。
実は「ここの裏手(山裏)はどうなってるのだろう?」、
そう思ったのが今春の取材時の事。(K016 平川市津刈・久吉方面)
その時はまだ雪が有る為、山の奥の方へはパスしていた。
今回はその大鰐の虹貝から「あじゃら山」裏をグルリ回り、碇ヶ関へと抜ける通り、
碇ヶ関の道の駅へ出る一歩手前の眺め。
周辺にはぼちぼちススキが出始めていた。


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続・「風の散歩道」 K034 藤崎町福島周辺


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串刺し極上ソーセージ
あと一月もすれば稲刈りが始まるのだろうか?
この日の津軽平野は稲穂が実を結び、穂先が黄色味を増していた。
十数年ぶりに走る道路、「あれ ここは? こんな所に信号?」と、整備が進み見違えるほど。
そんな道を走るうち見つけたのが“ガマの穂”。
空地の一角にニョキ・ニョキ、10数本の“ガマの穂”が目に飛び込んできた。
特別珍しい訳でもないのだが、過去の記憶と一瞬にして直結した。

寒い日の、とあるコンビニでの事・・・
ショーケースの中にある数種の“ウインナー”。それもこれもと目移りし、まるで迷い箸。ようやく決断して持ち帰り口にした。
これがまた自分には絶品で、禁断の実を口にしてしまったような感覚。
後日、またそのコンビニへ立ち寄り見た所、同品が無い!
店員さん曰く、「当店ではあまり出ない商品でして・・・」との事で打ち切りにしたという。
そんな記憶を蘇させてくれるがガマの穂であった。

ここはそんな極上のソーセージ“ガマの穂ソーセージ”のある畦道。
奥にはライスセンターが鎮座し、あと一・二ヶ月もするとフル稼働するのだろうか?
この日、七十歳目前だと言うのに“自動二輪”にまたがり、これからちょいと散歩だという。
小1時間ほど後、「今、碇ヶ関の道の駅」、と三十数キロ先から連絡してきた。
そんな古くからの友の元へ立ち寄り、その足で出かけた散策であった。
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