続・「風の散歩道」 K084 深浦風合瀬イカ焼き村


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夏だ、海だ、○○だ!
この日出掛けた先は日本海を望む西海岸。
時間をにらみ「今日はとなり秋田の県境まで行って見よう!」と意気込んで出掛けたこの日の散策。
ところが道中、背中は張る、腰は悲鳴を上げる中、目に飛び込んで来たのが道の駅「風合瀬イカ焼き村」。
これ幸い、車を駐車場へ停め、ホッとして早々に車から逃げ出していた。
この時期、夏休みとあって家族連れや遠方からのお客さんが多くを占め、車のナンバーを見ると他県ナンバーがかなり見られた。
施設の中では土産物を物色する者、また施設の外では石段に腰を下ろし休憩する者、そして引き潮の岩場には“夏だ、海だ”とばかりに家族で水面を覗き込む姿が多く見られた。
また、休憩用だろうか、テントが“2~3張”張られている。
まさに「夏だ、海だ、タツローだ(ここは好みによる)!」とばかりに音楽が聞こえてきそうだ。

ここはその岩場から灯台(らしき建物)の見える一景。
前にも取り上げたことのある場所 K037 津軽西海岸・風合瀬周辺  で、そこから90度首をヒネルと見える灯台だ。
引き潮とあって岩礁の露出の多いタイミングであった。
終わってみれば(帰ってみれば)“背中に腰”そちこち悲鳴を上げ、早々に引き返した一日となっていた ・・・ トホホ


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モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K083 浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地

 


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浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地
前回に続き、この日の“国道102号線散策”の最後は浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地。
K082 平川市葛川・井戸沢
平川市葛川井戸沢の畜産農家を後にし、ついでにと言う事で隣村の「切明」へ入ってみる。
ここ切明の奥山は「タケノコ」採りのメッカ。
6月頃には早朝から山菜採りがドッと押し寄せる。
そして、この切明の村はずれには以前渓流魚の養殖所があった。
その魚を利用し釣り堀が幾つもあり、その一つには大きな池が有りルアーやフライの釣りも楽しめる所であった。
それが残念ながら今は無し。
津軽弁で言う所の“むがしあったど、今ねど!”、これがピッタリだ。
村を通り抜け養殖所の一歩手前まで行ったのだが、草が覆いかぶさり養殖所を覗くのを断念。
あっさりと引き返した。
そして、最後に足を止めたのがここ浅瀬石ダム「虹の湖」にある別荘地。

ここはその幾つか有る別荘地の一つで、旧「沖浦ダム」の跡地にある別荘地を遠くから眺めた所。
今頃ともなるとダムの水位も大分下がり、旧ダムも姿をさらし周辺の地肌が露わとなっていた。
旧「沖浦ダム」の下流に有った集落へ下りて行く道路も、姿を見せていた。

 

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続・「風の散歩道」 K082 平川市葛川・井戸沢


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思いがけず目にした牧場・・・
久々に足を運んだ前回の葛川・温川方面の散策。
温川からゆっくり散策しながら帰る途中、左手から橋を渡り一台の車が来る。
「そう言えば、この左手奥の集落「井戸沢」へはまだ立ち寄った事が無いな!」
そんな思いに駆られ、これを機にのぞいてみる事にした。

集落の中へ車を進めると、狭い道の左右には数件の住宅が有り、すぐ登り坂となる。
通りをすり抜けるように進むと登り坂は右に大きくカーブ、
視界が開けると手前には畑、そしてその先には大きな建物がある。
どうやら畜産農家のようで、建物は道を挟んで数棟あり、肥料用タンクが数本立っていた。
この通り、真っ直ぐ進むと、山の奥?それとも隣村の「切明」?
迷った挙句、結局は引き返す事にした。
ここはそうして寄り道をした平川市葛川の集落「井戸沢」にある牧場の眺め。

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続・「風の散歩道」 K081 平川市葛川周辺

 


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ブラインド越しの別荘地
久しぶりに走る国道102号線。
ここしばらく、ダム湖・浅瀬石川ダム「虹の湖」から奥方面(十和田湖)へ足を運ぶ事がなかったので、ヒョイと足を運んでみたこの日の散策。
虹の湖を過ぎ、しばらく走ると黒石市から平川市となる国道102号線。
左手の小さな川が境目のようで、そこには標識が立っている。
浅瀬石川を右に左にそしてまた右へと縫うように走り、葛川、平六、温川と一気に走り抜けた。
到着したのは以前“温川鉱山”のあった入り口との交差点、ここから先は山登りとなり「滝ノ沢」「御鼻部山」と続く・・・
この“温川鉱山”現在は廃坑となり、入り口にはチェーンが張られていて、今は通行止めとなっていた。
今となっては10数年いやもっと前だろうか、この鉱山跡へよく来たものだ。
目的は“釣り”、そしてもう一つは先輩のご指導による“キノコ狩り”!
そして、ここでの釣り人としては新米の友との釣りの思い出が作品のモデルとなった!
画集 Vol-Ⅲ 風のゆくえより一節
今回はその国道102号線沿いの一景。
平川市へ入るとすぐの所にある別荘地帯。
この時期は樹木が伸び、目一杯葉を付けている為なかなか見通しがきかない。
そんな木々のブラインド越しの眺め。

 

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続・「風の散歩道」 K080 金木町加瀬周辺


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前回を踏まえ、自力奔走
前回の散策は“他力本願”であった為「K079 平川市唐竹」、この日の散策は目標を定め自力で走る“自力奔走”とした。
時間を見据え、この日は五所川原・金木方面を覗いてみる事に・・・

山手の県道36号線を進み、長橋溜池や大溜池等、今ではどうにか記憶にある“ため池”を見ながらの北上となった。
だいぶ進んだところで“何となく・何となく”見覚えのある交差点。
一旦通り過ぎたものの、UカーンしT字路に入ると鬱蒼とした木々に囲まれた神社が有り、ますます怪しい。
数百mほど進むと確信した。
以前、陸奥湾からの逆ルートで山越えしてきたラインであった。
確信を得た所で再びUターン、金木町を目指す。
そしてまもなく、「斜陽館」前に到着した。

こうして走り抜けたこの日の散策、今回はそのライン上の一景。
畜産農家だろうか?
水稲越しに見える建物は、横に長く、飼料を入れるタンクが2本見えていた。
車を降りて景色を見ていると、女子高生ほどの二人が来る。
一人はランニング、一人は自転車、まるでボクシング選手のロードワークの態。
・・・なのだが、服装はこれまた違う???
「部活?」、思わず尋ねたところ、
「いいえ、違います!」
ますます首が横倒しとなった。

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続・「風の散歩道」 K079 平川市唐竹


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他力本願の唐竹
ジメジメ・ムシムシと嫌な暑さの続く中、この日出掛けた先は平川市周辺。
豪華庭園の手入れの為、その園芸用品調達を兼ねての散策。

 

早々に買い物を済ませた後の自由行動は、何とも定まらない。
完全に右往左往するばかりで、これが町中でも歩き回っていようものなら職質ものだ!
職質は町中だけでは無い、近年は収穫時のりんご園でもそうかもしれない。
そのような自覚を持ちながらの散策。
その時、ふと脳裏に浮かんだ戦法が「前を走る車に行き先を託す」であった。

 

こうして向かった先が平川市唐竹。
今年も何度か覗いた所だが
“K053 農村から望む「岩木山」”やさらにK045 紅葉盛り“一歩手前”
これまで北から南を見下ろす形であったが、今回はその逆、唐竹の真ん中を走る通りから北方面を見上げた所。
高台にある集落は今風の住宅が並び、さらには数本の白樺だろうか?立ち並んでいる。
きっと夏の日除けを兼ねているのだろう。
この日は他力本願の散策、「これは使える」と手応えを感じた散策。
追記:
この「他力本願」、本来の意味はまた別のようだ。早速“検索・けんさく!!”

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続・「風の散歩道」 K077 藤崎町若松周辺・・・


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タンポポ?、いやノゲシ?
右に八甲田、左に岩木山を見ながら水田の中を走る。
黄色いタンポポの群生が目に飛び込む。
思わず車から降りる。
5~6歩ほど前に進む。
腰を落とし視線をグッと下げる。
「ウム、これ タンポポ?」
今は便利な時代、「野草 タンポポ」で調べ・・・ いや“ググって”見ると、それこそ“ワンサカ”写真付で出て来る。
今や調べるではない“ググル”時代だ!!
後日あれこれ調べてみたがどうもタンポポではなく「ノゲシ」というものらしいのだが・・・、
逆に多すぎていまだに確信が持てない。
背丈が長く、黄色の花が枝分かれして幾つも咲いている。
お隣さんはこれまた「シオン」の花が群れをなし咲いている。
花越しに見る先には「岩木山」が見えるのだが、山裾はぼんやり擦れて見え、冴えない姿をさらしていた。

そんなここは藤崎町若松という所らしい、てっきり常盤かと思っていたのだが・・・。
花を見ている最中、「こんな風情もありますよ」とばかりに丁度列車が通り過ぎて行った。

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続・「風の散歩道」 K076 旧浪岡市・北中野周辺


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差し込む光・・・、嵐の前触れか?
津軽半島を目指したこの日の散策。
市内を抜け水田地帯を走る中、見るみる天候が悪化。
見上げる空の雲は異様に走りが良い。
そこの雲が「いつの間にか・・・」では無く、はっきりと肉眼で視認できるほどとなっていた。
遠くに見える山並みも何時の間にか雲に覆われ、この日の好天は“見込み無し”を暗示していた。
そんな天候下での記憶の一景。
逆光の為、場所によりドスンと黒く影を落す樹木。
水稲もこの頃にはだいぶ伸び、目の前の水面以外は緑に覆われている。
遠くの空には、荒々しい雲の隙間から光りが差し込んでいた。
結局、この日の散策は早々に終了となった。

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続・「風の散歩道」 K075 弘前市湯口周辺 その2

 


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逆光に影落とす山並み
今回は前回の続き・・・
そもそも相馬へ向かう途中での方向転換、それは「そうまロマントピアスキー場」の道案内が目に飛び込んで来たからであった。
後日記憶をたどり調べてみた所、その道案内のあった所はどうも「五所」と言う所らしい。
“相馬庁舎”やらの名前を目にしたように記憶している。
これがほんの数日も経つと記憶が飛び、“記憶白紙”と言う博士号を賜る事となる。
「そうまロマントピアスキー場」は今年3月 K062 記憶を尋ねて・・・旧相馬村周辺 へ向かう途中寄り道した所。
その時はもっと先(相馬寄り)へ進んでからスキー場へ登ったように記憶しているが、今回はそのずっと手前から入り込んだようだ。
残念なながらこの日はロマントピアまでは行かず、あと少しと言う所で帰路へ向かう方向へとターンしていた。
今回はその前回の場所のすぐ近く眺め、前回が北だとすれば今回は西と言った眺め。。
視界の広さは同じなのだが、奥の山脈が一味違っていた。
りんご園を手前に程よい距離感で集落があり、その奥にある山並みが丁度逆光に影を落とし集落を浮かび上がらせていた。

 

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続・「風の散歩道」 K074 弘前市湯口周辺


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弘前郊外 湯口周辺のりんご園
所要で出かけた弘前市内。
要件を早々に済ませ、手持ちの小枝を立て倒れた方向がこの日の散策。
こうして倒れた枝の先は西方向。
単純に考えると西目屋の方向なのだが、時間の制限もあり弘前市内からだと相馬方面を目指すことに・・・
今年はすでに春先に覗いてみた相馬周辺。そこで少し引き気味に集落を見てみようと思い立ち通りから山手の方へ入り込んでみた。
前方(北)には小高い山並みが横に並び、その後ろには「岩木山」。
そんなここはりんご園を見下ろす事の出来るチョッピリ高さのある農道?からの眺め。
この時はすでに選定作業ではなく実選りも終わったようで、ニョキッと伸びた若木の枝には“ポ・ポ・ポッ”と葉が出始めていた。
そのまま進んだ先には「下湯口」への案内板が有り、「あ~、その辺りか」と思わせてくれた。

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