続・「風の散歩道」 K011 小泊漁港

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。


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冬の小泊漁港
当初目指した十三湖を大きく通り越し、この日の陽気に誘われて最北の地へ来てしまった。
(冬は雪のため、この先は通行止めのようだ)
勢いづいてたどり着いたここは津軽半島小泊漁港。
平野部とは違い、日本海の海岸沿いと言う事なのか通りには雪が無い!
走りやすさに気を良くし「行ける所まで・・・」との気持ちが作用しているのは間違いない!
以前来た時は”真夏の午後のひと時・・・”(ちょっと飾りすぎたようだが、定かではない)
その時は防波堤に釣り人が一杯いて賑わっていたのだが、今回は季節がらなのか人っ子一人いない。
本来であれば防波堤から漁港を一望したかったのだが、「関係者以外立ち入り禁止」の看板に従い別角度を探してみる。
漁港を見渡す高台を探し登ってみるが、今度は建物や樹木に見通しが利かず絶景が見つからなかった。
ここはそんな中で見つけた、漁港を一望するような防波堤の端(始まり)からの眺め。

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続・「風の散歩道」 K010 金木周辺カッチョ

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
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津軽名物? カッチョ
10数年前の記憶の下、カッチョを探し求め五所川原・金木周辺をウロチョロ散策したこの日であった。
・・・が、今となってはまったくアテにならないのが過去の記憶。
まして国道のような王道を進むのならいざ知らず、いきなり脇道へ入り込んでとなればなおさらの事。
防風柵と除雪で積み上げられた雪に見通しを阻まれる。
更には狭くなった道に車止め雪上から見るにも、行き交う車には迷惑と、思うに任せぬ有様。
しまいには別な景色で良しとし、本命のカッチョを諦めて帰路の途中見かけたのがここ・・・
左に板塀がチラッと見えた脇道であったが素通り、200~300m進んでから思い直してのUターン。
そこはバイパス通りに取り残された通りで、数件の民家が点在し、すぐまた本通りと合流する所。
左は板塀、右には芯止めをしたであろう柳の木が立ち並んでいた。

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続・「風の散歩道」 K009 南の空・・・常盤村周辺

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津軽、南の空・・・
東西南北・・・、東・西に八甲田と岩木山、北には梵珠山、南は白神山地とつながる山々。
どちらを見ても山並みが遠く彼方に見えるここは津軽平野のど真ん中”常盤村周辺”。(・・・だったと思う)
曇り空の中、南方を見ると田んぼの中に点在する集落が東西へ走り、
手前の田んぼは白一色、その中にポツンと2・3点、気丈に残る雑草が・・・、と如何にも津軽の冬景色となっていた。
もう少し遅い時間帯であれば「雲の色・空の色」が良かったろうに・・・と思った一瞬であった。

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続・「風の散歩道」 K008 五所川原市-長橋溜池

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
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「長橋溜池」
冬という事で今回出掛けた冬の津軽平野の五所川原方面。
前回のブログにも書いたように、防風柵と盛り上がった雪壁に阻まれ、なかなか見通しの利かない道中でかろうじて見つけたこの空間。
あえて”空間”と称したのは一面“雪の原”で、その割には田んぼらしくもない、思うに“池・湖かな?”と思った次第!
一面雪の原で数百メートル?前方には樹木が並ぶ。さらに奥には数件の民家らしい建物が見られた。
後日”ググって”見た所県道36号線沿いの「長橋溜池」と判明した。

ここはその「長橋溜池」のふちにある集落。
池の左手前、土手の上にある集落で、池の奥へと延びている。
除雪で積み上げられた雪の上にあがり、どうにか覗けるくらいの一角。
大小の樹木に見え隠れする建物。
きっと夏場は日除けとして重宝しそうな茂り具合で、ここはその隙間の広い場所。

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続・「風の散歩道」 K007 五所川原市松野木周辺

先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
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冬という事で今回出掛けたのは冬の津軽平野の五所川原方面。
すんなり走れる国道より、モチーフ探しには“障害物?”のある方がいいだろうとの思いで、集落を通り抜ける道筋を選んぶことにした。
さて、どうしたものか・・・・・・
そもそもこの日は、風雪から家を守る津軽地方の雪囲い「カッチョ」を見たいと思い出かけたのであったが、その前に目隠しのように続く「防風柵」のお出迎えを受けてしまった。金木方面を目指したのであったが、結局この日はすぐ近くまで行ったものの途中でリタイヤとなった。
防風柵と盛り上がった雪壁に阻まれ、景色がまったく見えない。ここは何処だ?の連続であった。
今は便利な世の中、右往左往で散々さ迷った道も、記憶を辿りちょっとググってみれば探し当てる事が出来る時代だ!
そうして見つけたここは五所川原市松野木周辺?・・・・・・だと思う。
防風柵が無いのは農道なのであろう、左右見通しのきく中にポツンと一軒だけ。
通りからはかなり奥まっている場所で、定かではないが廃家のようで萱屋根の屋根が潰れかけているようだ。

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