続・「風の散歩道」 K016 平川市津刈・久吉方面


20170322_20170321_hirakawahisayoshi

北から一変南の空へ・・・
北へ北へと津軽半島を中心に走り回ったこの冬。
見上げたこの日の空、北はドスンと暗い荒れ模様、南はうっすら曇り空。
この日は南方に軍配が上がった。
車を進めた先が秋田との県境近くの、平川市碇ヶ関津刈・久吉周辺。
この碇ヶ関周辺は地形のせいか県内の天気予報ではちょくちょく平野部の最高・最低気温をよく記録していると記憶しているのだが・・・?
国道7号線を秋田方面に走り、東北自動車道の「碇ヶ関IC」から少し走るとそれと分かる信号を左へと入る。
津刈・久吉と言えば今では“津刈温泉・久吉ダム”と聞き覚えがあるが、十数年前だろうか一度この信号から左へ入り覗いてみた事があるが、当時の記憶はあまりない。
狭い道を進むと間もなく橋があり、きっとこの川は“津刈川だろうな”と思いながら一本道を進むことに・・・
後日調べてみたら、この橋を渡る手前前方に見えるのが「津刈温泉」のようだ。
この時はまだまだ雪が一杯あり、道幅の狭い通りを気にしながら奥へ奥へと進んでみたのだが、前方にダムらしき堰堤があり先は通行止めとなっていた。
ここはその堰堤の手前、堰堤が遠く前方に見える所からの眺めだったろうか。
この日は3月の半ば頃、川も埋もれるほどまだ雪がどっさり有る時であった。
=============================================
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K015 「竜飛岬」


20170402_20170326_tappi0101

一路竜飛を目指して その2)・・・
前回の三厩漁港からさらに進むこと15kmほど。
かなりの億劫さに迷ったものの、「次は無し」と大げさな思いで本州最北を目指すことにした。
♪ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと・・・
ここはこの歌で世に知れた本州最北の地、その「竜飛岬」。
まずは灯台のある展望所を目指す事とする。
登りの途中「幻の国道」がある。
10数年前に逆ルート(小泊方面)で来た時見た記憶があったが、国道と言いながら車道ではなく”階段の歩道”なのだ。
そして間もなく展望所に到着。
天気の良さもあるのか数台の車が駐車場にあり、雲一つない夕暮れ間近の日本海を展望していた。
一段高見にある展望所には「よぐ来たねし・・・」と言わんばかりに、
”竜ちゃん”が橋の欄干に座してお出迎えをしてくれた。
=======================================================================================
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K014 「三厩漁港」


20170329_20170326_minmayagyoko01

一路竜飛を目指して・・・
青森市から竜飛方面を目指したこの日。
「今はバイパス通りが出来、竜飛方面は楽になった」と友人から聞いていたため、そのバイパス通りをまずは竜飛岬を目
指すこととした。
左は山手、右手には時々集落が見え、いかにもバイパスらしく車だけが行き交う通り。
思いがけず見かけたのが新幹線本州最北の駅「奥津軽いまべつ駅」、が時間がなくスルーし、出た先がここ三厩漁港。
広い駐車場に車を止め防波堤に上がり下りし周辺しばし散策。
ここはその防波堤からの眺め。
岸壁から道路をはさみ、後ろは小高い山がちょうど屏風のように有り、春を待っていた。
芽吹きの頃ともなるときっとパステルグリーンが水面に映るのであろうが、この時期は枯れ木と黒ずんだ杉のモノトーンに近い状態。
一通り見渡し、さらに先へと足を進めた。
======================================================================================
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/

続・「風の散歩道」 K013 「わい化栽培」のリンゴ園


20170318_20170312_ringoen01_2

夕暮れ時のリンゴ園
所用で出かけた帰り道、郊外へ出たら遠目に見えた立木の群れが気になりちょっと寄り道をしてみた。
徐々に近づくにつれ見えてきたのは何のことはないリンゴの木の群れ、近年の栽培方法「わい化栽培」の群れであった。
ここのリンゴ園では枝の選定作業は終わったようで、所々に選定された小枝がまとめられている。
この選定あとを見ている内「この選定が後の収穫の良しあしを決める」という風なことを言っていた知り合いの話を思い出した。
ここ平野部はまだしも、山手の方となると雪は深く傾斜は有りと大変なものであろう。
雲に覆われた空の中、うす~い雲が西に傾いた陽にうっすらと黄色とオレンジに染められている。
ここはそんな印象が残るリンゴ園、まだそんなに遅い時間ではないのだが・・・
================================================================================
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K012 夕暮れのため池


20170310_20170301_kokudou339tameike

夕暮れのため池
小泊・下前周辺を散策した後の帰り道・・・
日本海を望む海岸を後に国道339号線を引き返す。
冬期間は半島をめぐる通りは閉鎖と言う事で、途中十三湖にある“道の駅十三湖高原展望台”に立ち寄り聞いてみたところ、少し南下すると冬でも通れる道があり、”三厩・今別”へ行くにはその通りを通り津軽半島を横断することになるらしい。
十三湖といえば“シジミ貝”。
パンフレットを取出し親切に説明してくれる“お嬢様方”を前に、いつの間にかシジミの土産を手にしていた。
少し走ると案内の通り途中の交差点に「きっとここだな!」と思われる標識、『←外ヶ浜<12>』で直進は国道339号線金木・五所川原とある。
この339号のラインの往復でよく見かけたのが「溜池」。マップで見てみると339号線のほぼ東側に点在しているようだ。
ここはその帰りの途中に立ち降りてみた溜池の一つ。
100mほど先だろうか、葦・茅?が横に並び、すぐ後ろには民家が立木の隙から覗いている。
左手はかなり奥深くなっていて民家らしい建物が見えていた。
無彩色な季節に雲行きも怪しくなる午後、黄色い萱がここぞとばかりに自己主張している一コマであった。
=======================================================================================
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続きを、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/