続・「風の散歩道」 K021 弘前市一野渡周辺


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 桜からリンゴの花へ・・・
この日は、目屋ダム方面へ行くつもりであったのだが、出発が遅くなり手前の弘前市の郊外へ足を向けることにした。
その目屋ダム、ダム湖を水陸両用の観光バスが走ると今春テレビを賑わしていたので、“ちょっとご挨拶(ー_ー)!!”でもと思っていたのだが「また次の機会」となった。
時間を考え向かった先は、弘前市内からは南の方向になるのだろうか。
弘南鉄道「千歳駅」を南下し進んだ先は「弘前・一野渡」方面。
以前何度か訪れたことはあるのだが、いずれも夜の時間帯の為“景色”として見た事が無い。
そんな思いが奥底にあったのかもしれない。
市内を通り抜けると間もなく、百沢⇔大鰐・石川を結ぶ農道「アップルロード」との交差点。
ちょう桜の花が終わり取って代わってリンゴの花が盛期となり、周辺では新緑が出始めていた。
この交差点を過ぎたあたりからそのリンゴの花と新緑が目に付き始めた。
しばらく走ると見えて来たのが目的の一野渡のようで、バス停がさり気なく教えてくれた。
さらに先に進み集落を通り抜けた先に広い駐車場がある。
そこの案内板で道案内を受け、さらに先の山道を登り始めてみたのだが途中断念、引き返すことにした。
後続の車があり、追い越して行ったのだが、その先の「子どもの森」公園を目指したのだろうか?
ここは集落「一野渡」を抜けると間もなくの所、小さな川沿いの一景。
周辺の木々はかなり色付いているのだが、ここの数本の木は“オクテ”なのか芽吹きを始めたばかり。
奥の山々が透けて見えるのが何とも印象的な景色を見せていた。


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先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K020 ベンセ湿原・・・


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 ベンセ湿原・・・木造(現つがる市)
以前来た時は確か秋口だったような気がするここ“ベンセ湿原”。
なにせ十数年前の漠然とした記憶の中のことで確かなイメージがない。
本来この“ベンセ湿原”はニッコウキスゲやハナショウブが売りの湿原で、6月以降が盛期となるのだろうが、今は時期早々と言う事なのだろう。
以前の記憶によると茅葺の東屋風の建物があったように思うのだが、ちょっと見当たらなかった。
その時も花は咲いていなかったように記憶している。
この日の天気は良く雲一つないと言える空模様なのだが、今いちスッキリしない空模様なのだ。
おそらく中国産の黄砂なのだろう。日本列島に無料でお届けしているようだ。
お出迎えしてくれたのは、湿原を遠く南方から見守るように見据える岩木山。
沼の水面は風の為波立ち、残念ながら水面に映る姿は見られなかった。
とは言え、「お岩木山」はこの日一番の姿を見せ、湿原入り口付近では菜の花が代わりにお見送りしてくれた。


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続・「風の散歩道」 K019 白神山地を望む・・・67yhg


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 岩崎海岸より白神山地を望む・・・
急ぎ旅で走り抜け、結果、県境を越える勇み足となったこの日の散策。
一旦県境まで走り、その後、逆ルートの北上するかたちで立ち寄った前回の十二湖。
5~6km程だろうか?
その十二湖入り口から地図で見ると「国道101号線」の北にある「岩崎漁港」。
往路、ひとまず素通りしたこの岩崎漁港であったが、実は結構印象に残っていた所。
それはこの漁港が最初に目に入るのが、坂の上から前方を見下ろすように漁港があり、その後ろには白神山地が・・・と記憶していた。
ここはその「岩崎漁港」から白神山地を眺めた所。
漁を終えた時間帯なのか岸壁には漁船がのんびりと並んでいた。
そしてその背景には、世界遺産の白神の山々が左右一杯に広がっている。
この日はまだ残雪も多くあり、特に中央やや右奥の「白神岳」山頂付近は横一面白く印象的であった。
実はこの時はまだ白神山地としての確信をまだ持てずにいて、駐車中の“おばさま”に訊ね確信を得た次第だ。


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続・「風の散歩道」 K018 深浦町・十二湖のカタクリの花

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カタクリの花 ・・・
西海岸、「まずは行ける所まで」とひたすら走りつづけ、深浦、岩崎と・・・
結果、岩崎を突き抜け県境を通り越してしまった。
県境から少し行くと道の駅があり、そこで一服、Uターンとなった。
どうやら“はちもり はたはた ・・・”と歌(民謡)に聞こえた「八森」らしい。
Uターンの帰路、さきに横目に通り過ごした十二湖へ立ち寄って見ることにした。
道路標識に従い国道「101号線」を右折、坂道を登り始める。
すぐさまお出迎えをしてくれたのは数匹のお猿さんたち。
実はこのお猿さん一月ほど前の“竜飛”方面を走った帰り道にもお会いしていた。
野生の猿にはここ?十年もお会いしていなかったのに、一度会ったら二度までも!
いや、二度あることは三度あるかもしてない?
しばらく上ると案内板があり、十二湖をグルリ回れるようなのでまずは左回りで進んでみた・・・のだが、
“残念!”まだシーズン前と言う事か整備が進んでいないようで行き止まりとなっていた。
ここはその湖面近くの土手に咲くカタクリの花。
ちょっと小ぶりで花ビラを目一杯後ろに反らせ、数本ずつ群れていた。
湖面は以前見た湖水の色とはだいぶ違い、シーズン早々であった。


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続・「風の散歩道」 K017 「鰺ヶ沢・湯船町」周辺

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お岩木山バックの「鰺ヶ沢・湯船町」周辺 ・・・
ここ三か月、まるで「雪を追いかけ・・・」的なモチーフばかりであったが、四月の半ばとなったこの日はうっすらと緑が見られるようになっていた。
とは言ってもまだまだ風の冷たい時、うっすらとグリーンを見せるのは遠く川沿いに見える柳の木々たち・・・。
好天というより青天に誘われて出かけたこの日、向かった先は「ウエスト・コースト」。

 高三の夏休み明け、同級女子連の会話の中に、
「ウエスト・コーストへ行って来たとか来ないとか」
頻繁に出て来ていたこのウエスト・コースト。
何のことはない、津軽の西海岸、つまり鰺ヶ沢方面の事であった。

ここはそのウエスト・コーストの「鰺ヶ沢」へ出る直前にある集落、岩木山を後ろに据えた眺めを見せる「鰺ヶ沢・湯船町」。
県道からの入り口には「湯船六番観音」とあり、遠望の先には観音様が祭られているようだ。
例により「行ける所まで・・・」との思いで走るものの、はたしてこの先お気に入りのモチーフに出会う保障なし!
まずは目に飛び込んで来た“お岩木山”の好景を焼き付けることにした一筆。
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続・「風の散歩道」 K016 平川市津刈・久吉方面


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北から一変南の空へ・・・
北へ北へと津軽半島を中心に走り回ったこの冬。
見上げたこの日の空、北はドスンと暗い荒れ模様、南はうっすら曇り空。
この日は南方に軍配が上がった。
車を進めた先が秋田との県境近くの、平川市碇ヶ関津刈・久吉周辺。
この碇ヶ関周辺は地形のせいか県内の天気予報ではちょくちょく平野部の最高・最低気温をよく記録していると記憶しているのだが・・・?
国道7号線を秋田方面に走り、東北自動車道の「碇ヶ関IC」から少し走るとそれと分かる信号を左へと入る。
津刈・久吉と言えば今では“津刈温泉・久吉ダム”と聞き覚えがあるが、十数年前だろうか一度この信号から左へ入り覗いてみた事があるが、当時の記憶はあまりない。
狭い道を進むと間もなく橋があり、きっとこの川は“津刈川だろうな”と思いながら一本道を進むことに・・・
後日調べてみたら、この橋を渡る手前前方に見えるのが「津刈温泉」のようだ。
この時はまだまだ雪が一杯あり、道幅の狭い通りを気にしながら奥へ奥へと進んでみたのだが、前方にダムらしき堰堤があり先は通行止めとなっていた。
ここはその堰堤の手前、堰堤が遠く前方に見える所からの眺めだったろうか。
この日は3月の半ば頃、川も埋もれるほどまだ雪がどっさり有る時であった。
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続・「風の散歩道」 K015 「竜飛岬」


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一路竜飛を目指して その2)・・・
前回の三厩漁港からさらに進むこと15kmほど。
かなりの億劫さに迷ったものの、「次は無し」と大げさな思いで本州最北を目指すことにした。
♪ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと・・・
ここはこの歌で世に知れた本州最北の地、その「竜飛岬」。
まずは灯台のある展望所を目指す事とする。
登りの途中「幻の国道」がある。
10数年前に逆ルート(小泊方面)で来た時見た記憶があったが、国道と言いながら車道ではなく”階段の歩道”なのだ。
そして間もなく展望所に到着。
天気の良さもあるのか数台の車が駐車場にあり、雲一つない夕暮れ間近の日本海を展望していた。
一段高見にある展望所には「よぐ来たねし・・・」と言わんばかりに、
”竜ちゃん”が橋の欄干に座してお出迎えをしてくれた。
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続・「風の散歩道」 K014 「三厩漁港」


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一路竜飛を目指して・・・
青森市から竜飛方面を目指したこの日。
「今はバイパス通りが出来、竜飛方面は楽になった」と友人から聞いていたため、そのバイパス通りをまずは竜飛岬を目
指すこととした。
左は山手、右手には時々集落が見え、いかにもバイパスらしく車だけが行き交う通り。
思いがけず見かけたのが新幹線本州最北の駅「奥津軽いまべつ駅」、が時間がなくスルーし、出た先がここ三厩漁港。
広い駐車場に車を止め防波堤に上がり下りし周辺しばし散策。
ここはその防波堤からの眺め。
岸壁から道路をはさみ、後ろは小高い山がちょうど屏風のように有り、春を待っていた。
芽吹きの頃ともなるときっとパステルグリーンが水面に映るのであろうが、この時期は枯れ木と黒ずんだ杉のモノトーンに近い状態。
一通り見渡し、さらに先へと足を進めた。
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続・「風の散歩道」 K013 「わい化栽培」のリンゴ園


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夕暮れ時のリンゴ園
所用で出かけた帰り道、郊外へ出たら遠目に見えた立木の群れが気になりちょっと寄り道をしてみた。
徐々に近づくにつれ見えてきたのは何のことはないリンゴの木の群れ、近年の栽培方法「わい化栽培」の群れであった。
ここのリンゴ園では枝の選定作業は終わったようで、所々に選定された小枝がまとめられている。
この選定あとを見ている内「この選定が後の収穫の良しあしを決める」という風なことを言っていた知り合いの話を思い出した。
ここ平野部はまだしも、山手の方となると雪は深く傾斜は有りと大変なものであろう。
雲に覆われた空の中、うす~い雲が西に傾いた陽にうっすらと黄色とオレンジに染められている。
ここはそんな印象が残るリンゴ園、まだそんなに遅い時間ではないのだが・・・
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続・「風の散歩道」 K012 夕暮れのため池


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夕暮れのため池
小泊・下前周辺を散策した後の帰り道・・・
日本海を望む海岸を後に国道339号線を引き返す。
冬期間は半島をめぐる通りは閉鎖と言う事で、途中十三湖にある“道の駅十三湖高原展望台”に立ち寄り聞いてみたところ、少し南下すると冬でも通れる道があり、”三厩・今別”へ行くにはその通りを通り津軽半島を横断することになるらしい。
十三湖といえば“シジミ貝”。
パンフレットを取出し親切に説明してくれる“お嬢様方”を前に、いつの間にかシジミの土産を手にしていた。
少し走ると案内の通り途中の交差点に「きっとここだな!」と思われる標識、『←外ヶ浜<12>』で直進は国道339号線金木・五所川原とある。
この339号のラインの往復でよく見かけたのが「溜池」。マップで見てみると339号線のほぼ東側に点在しているようだ。
ここはその帰りの途中に立ち降りてみた溜池の一つ。
100mほど先だろうか、葦・茅?が横に並び、すぐ後ろには民家が立木の隙から覗いている。
左手はかなり奥深くなっていて民家らしい建物が見えていた。
無彩色な季節に雲行きも怪しくなる午後、黄色い萱がここぞとばかりに自己主張している一コマであった。
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