続・「風の散歩道」 K087 浪岡周辺から観る「岩木山」


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お岩木山の裾野隠す山並み
この日は買い物ついでにちょいと“大股で”足を延ばした一時。
一歩踏み出した先は浪岡周辺。
何時もと同じ眺めになるのを避け、農道狙いでこの日は走ってみた。
ところが、狙いはものの見事にはずれる事と相成った。
少し走ると、馴染みの通りと合流、脇道へ入るとまた合流、終いには見通しの利かない山中のりんご園を走り浪岡外周一周となっていた。

ここはそんな帰り際、ヒョイと通った通りからの眺め。
ここしばらくご無沙汰の「岩木山」。
手前に小高い山が横たわり、お岩木山の裾野が隠れて見えるのが浪岡東部からの眺め。
この時は、田んぼが微妙に色付き始めた時で、一部うっすらと黄色身をおびて来ていた。
そして、先ほど通ったりんご園が、「視察ご苦労であった!」・・・と、こちらを眺めていた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K086 北金ヶ沢漁港


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出漁を待つ漁港
前回続き・・・
続・「風の散歩道」 K085 北金ヶ崎大イチョウ

前回、ジブリをイメージさせた神木のある深浦北金ヶ崎。
「せっかくの港町、漁港を見ずに去るのは失礼」と、神木を拝観した後は岸壁へ立ち寄る。
ここで歓迎してくれたのが波止場の主“カモメのカモジロウ”(と名付けておこう)。
車を止め周辺を歩き回る中、歩み寄った一艘の漁船。
その船を支えている支柱を陣取り、やたらとこちらを見つめポーズをとる。
右横顔を見せつぎは左横顔、また右横顔で首を傾げるように下から見上げ、
終いには頭を高くしての上から目線。
一歩づつ近づくも一向に逃げる気配は無し!
きっとこの船は、漁船→水揚げ→お食事タイム・・・と、カモメにとってのレストランに違いない。
そして、“この船は俺の船だ!”と身を挺して守ろうというのだろう!
この時は、そんなイメージを送ってくれていた。

ここは、そんなのどかな景色を見せる北金ヶ崎漁港の岸壁。
漁船が4~5隻横付けされ、さらに後方には5~6隻以上の漁船が頭から陸揚げされていた。
後ろを振り向くと、傾いた太陽が海面をギラギラ照らし、帆と遠くの岬が黒く影を落としていた。


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続・「風の散歩道」 K085 北金ヶ崎大イチョウ


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ジブリの世界・神木「北金ヶ崎大イチョウ」
前回続き・・・続・「風の散歩道」 K084 深浦風合瀬イカ焼き村
早々に目標を断念し、深浦町道の駅「風合瀬イカ焼き村」を後にしての帰り道。
自称「転んでもタダでは起きない★」自分としては、ポツリポツリと途中の港町に立ち寄り、周辺を散策する事にする。(★・・・と、ブログでは書いておこう)
のはずが、大戸瀬、千畳敷をすんなりパス、北金ヶ崎へと差し掛かっていた。
その時、目に飛び込んで来たのが「日本一の大イチョウ」の看板。
ここ北金ヶ崎を通るたび、一度は目にしておこうと思いながらもついつい素通りするばかり。
ようやくこの日が来たのかと快く納得し、大イチョウを目指しハンドルを切る事にする。
道案内を見ながら進むと、意外と思うほどその場所は近く、すぐに辿り着いた。
そのまま駐車場を素通りし、奥まで進むと行き止まりとなり古びた建物が一軒。
何とこの建物の二階で“お猿さん”がお出迎えしてくれた。
駐車場を“素通りしてでも”その先へと進んだのは、きっとこの“お猿さん”が誘導したに違いない!

ここはその「日本一の大イチョウ」の樹。
能書きによると「垂れ下がっているたくさんの気根・乳垂から「垂乳根(タラチネ)のイチョウ」と呼ぶそうで古くからの神木だそうだ。
また、産後の乳不足の女性に乳を授ける有難い樹で樹齢1000年以上との事。
たしかに樹の前に立つと何本もの気根が垂れ下がり、正に“これぞ大樹だ! 神木だ!”と思わせる。
大樹の中にスッポリ身体が入ると何やら感じるものが・・・?
いやいや、自分が感じたのは“霊感”等の感覚では無く、ジブリ作品だ!
ジブリ作品の背景等によく出て来そうな雰囲気そのものだった。

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続・「風の散歩道」 K084 深浦風合瀬イカ焼き村


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夏だ、海だ、○○だ!
この日出掛けた先は日本海を望む西海岸。
時間をにらみ「今日はとなり秋田の県境まで行って見よう!」と意気込んで出掛けたこの日の散策。
ところが道中、背中は張る、腰は悲鳴を上げる中、目に飛び込んで来たのが道の駅「風合瀬イカ焼き村」。
これ幸い、車を駐車場へ停め、ホッとして早々に車から逃げ出していた。
この時期、夏休みとあって家族連れや遠方からのお客さんが多くを占め、車のナンバーを見ると他県ナンバーがかなり見られた。
施設の中では土産物を物色する者、また施設の外では石段に腰を下ろし休憩する者、そして引き潮の岩場には“夏だ、海だ”とばかりに家族で水面を覗き込む姿が多く見られた。
また、休憩用だろうか、テントが“2~3張”張られている。
まさに「夏だ、海だ、タツローだ(ここは好みによる)!」とばかりに音楽が聞こえてきそうだ。

ここはその岩場から灯台(らしき建物)の見える一景。
前にも取り上げたことのある場所 K037 津軽西海岸・風合瀬周辺  で、そこから90度首をヒネルと見える灯台だ。
引き潮とあって岩礁の露出の多いタイミングであった。
終わってみれば(帰ってみれば)“背中に腰”そちこち悲鳴を上げ、早々に引き返した一日となっていた ・・・ トホホ


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続・「風の散歩道」 K083 浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地

 


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浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地
前回に続き、この日の“国道102号線散策”の最後は浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地。
K082 平川市葛川・井戸沢
平川市葛川井戸沢の畜産農家を後にし、ついでにと言う事で隣村の「切明」へ入ってみる。
ここ切明の奥山は「タケノコ」採りのメッカ。
6月頃には早朝から山菜採りがドッと押し寄せる。
そして、この切明の村はずれには以前渓流魚の養殖所があった。
その魚を利用し釣り堀が幾つもあり、その一つには大きな池が有りルアーやフライの釣りも楽しめる所であった。
それが残念ながら今は無し。
津軽弁で言う所の“むがしあったど、今ねど!”、これがピッタリだ。
村を通り抜け養殖所の一歩手前まで行ったのだが、草が覆いかぶさり養殖所を覗くのを断念。
あっさりと引き返した。
そして、最後に足を止めたのがここ浅瀬石ダム「虹の湖」にある別荘地。

ここはその幾つか有る別荘地の一つで、旧「沖浦ダム」の跡地にある別荘地を遠くから眺めた所。
今頃ともなるとダムの水位も大分下がり、旧ダムも姿をさらし周辺の地肌が露わとなっていた。
旧「沖浦ダム」の下流に有った集落へ下りて行く道路も、姿を見せていた。

 

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