続・「風の散歩道」 K024 旧浪岡市・細野周辺


20170608_20170607_namiokahosono01

野草越しの民家・・・
おだやかな一日・・・
この日出かけた先は、旧浪岡市の東(八甲田寄り)の奥地。
実は今年の冬に出かけた所で、その時は雪が多く、道路へ積み上げられた雪が見通しを悪くしていたため、あっさりあきらめ引き返した所。
リベンジを果たすべく、今回は行ける所までと車を走らせてみた。
・・・とは言うものの、奥深くなるとさすが“心細くもなりにけり”、村の中を走っていると優しそうな“おばサマ”が農作業をしていたので聞いてみる事に!
これがまた親切丁寧・事細かに教えてくれた。
やっぱり直進しても行き止まりのようで、この村が最後との事。村はずれでUターンした帰り道、今度はもっと年配のおばあちゃんがいたので再度道案内と雑談を繰り返す。
「(こんな田舎でも)今でも嫁っこ来て“けるん”(くれる)だって、“ありがで”(有難い)もんだ!」、そしてそれがまた3世帯家族も多いとか。
まるでこちらがインタビューでもしているかのような気分を味わわせてくれた。
思うに、このおばあちゃん、そして先のおばサマを見て分かるように“親たちが良い”からであろうと推察した次第であった。
ここはその地の村はずれの奥、一段高めの所からの眺め。
視線を下げ、手前の野草(スイバと言うのだろうか?)越しに観る民家。背景には逆光気味の杉林が民家を際立たせていた。


20170608_20170607_yasohshion1
減反の後に敷かれたように咲くシオン・・・

————————————————————
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K023 平川市新屋周辺


20170604_20170603_araya_rmono

貯水タンク・・・
雨上がりの午後、空のご機嫌を伺いながら出かけたこの日・・・
6月も間近となると周辺の木々の新芽も出そろうこの時期、散策にはいささか不便が伴う。
と言うのも、開いた葉に目先を遮断され見通しが利かなくなると言う事がしばしば。
ほんの1~2mの高さなのだが、モチーフ探しの時には“ギター侍”よろしく「残念!」となる事が結構ある。
そこで今回はリンゴ園のある山手を覗いてみることにした。
収穫期ではやみくもに農道を走ると“不審に”思われる昨今、遠目にも“それ”と分かる大きな円筒形の施設を目指してみた。
今回はその施設周辺の眺め。
大きな円筒形のその施設、おそらく水を貯める貯水タンクだろうと思うのだが・・・
そのタンク、ベージュ色のタンクを支えるようにオレンジ色の柱がぐるり囲むように立ち並んでいる。
そしてその柱の色が周辺の色合いとは違いやけに目立つオレンジ色、あえてそのようにしているのだろうか?
その施設を下りていくとようやく見通しの利く土手が見つかり、周辺のリンゴ園を右往左往してみた。


20170604_20170603_araya_mono

————————————————————
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/

続・「風の散歩道」 K022 黒石市郊外


20170525_20170523_kodachi3

新芽の木立ブラインド・・・
桜が終わり、りんごの花も終わる頃になると、周辺の木々が一斉に新芽を出し周辺の景色が変わる。
特に山手では、それまでのアンバー色がグリーへと一変するこの時期。
日々見続ける分には徐々に変化するサマがたまらぬ魅力を見せるのだろうが、一・二週ほどの間に色調が変わってしまう。
ここのところ所用で走り回るうち、その色調がグリーンへと一変していた。
毎度の事だが、その色の選択・タッチ・・・と調子が一変するのでこれがまた大変!
この日買い物を終え、小高い山並みの新芽に誘われるようにヒョイと脇道に入り込んだ帰り道・・・
アカシアの木だろうか?
遠目に見える木立が横に並び、出始めた新芽とその隙間から覗く畑と住宅がいい感じに透けていた。


————————————————————
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K021 弘前市一野渡周辺


20170519_20170517_ichiniwatari01

 桜からリンゴの花へ・・・
この日は、目屋ダム方面へ行くつもりであったのだが、出発が遅くなり手前の弘前市の郊外へ足を向けることにした。
その目屋ダム、ダム湖を水陸両用の観光バスが走ると今春テレビを賑わしていたので、“ちょっとご挨拶(ー_ー)!!”でもと思っていたのだが「また次の機会」となった。
時間を考え向かった先は、弘前市内からは南の方向になるのだろうか。
弘南鉄道「千歳駅」を南下し進んだ先は「弘前・一野渡」方面。
以前何度か訪れたことはあるのだが、いずれも夜の時間帯の為“景色”として見た事が無い。
そんな思いが奥底にあったのかもしれない。
市内を通り抜けると間もなく、百沢⇔大鰐・石川を結ぶ農道「アップルロード」との交差点。
ちょう桜の花が終わり取って代わってリンゴの花が盛期となり、周辺では新緑が出始めていた。
この交差点を過ぎたあたりからそのリンゴの花と新緑が目に付き始めた。
しばらく走ると見えて来たのが目的の一野渡のようで、バス停がさり気なく教えてくれた。
さらに先に進み集落を通り抜けた先に広い駐車場がある。
そこの案内板で道案内を受け、さらに先の山道を登り始めてみたのだが途中断念、引き返すことにした。
後続の車があり、追い越して行ったのだが、その先の「子どもの森」公園を目指したのだろうか?
ここは集落「一野渡」を抜けると間もなくの所、小さな川沿いの一景。
周辺の木々はかなり色付いているのだが、ここの数本の木は“オクテ”なのか芽吹きを始めたばかり。
奥の山々が透けて見えるのが何とも印象的な景色を見せていた。


20170519_20170517_ringohana1

————————————————————
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/ 

続・「風の散歩道」 K020 ベンセ湿原・・・


20170510_20170509_kizukuribenseshit

 ベンセ湿原・・・木造(現つがる市)
以前来た時は確か秋口だったような気がするここ“ベンセ湿原”。
なにせ十数年前の漠然とした記憶の中のことで確かなイメージがない。
本来この“ベンセ湿原”はニッコウキスゲやハナショウブが売りの湿原で、6月以降が盛期となるのだろうが、今は時期早々と言う事なのだろう。
以前の記憶によると茅葺の東屋風の建物があったように思うのだが、ちょっと見当たらなかった。
その時も花は咲いていなかったように記憶している。
この日の天気は良く雲一つないと言える空模様なのだが、今いちスッキリしない空模様なのだ。
おそらく中国産の黄砂なのだろう。日本列島に無料でお届けしているようだ。
お出迎えしてくれたのは、湿原を遠く南方から見守るように見据える岩木山。
沼の水面は風の為波立ち、残念ながら水面に映る姿は見られなかった。
とは言え、「お岩木山」はこの日一番の姿を見せ、湿原入り口付近では菜の花が代わりにお見送りしてくれた。


20170510_20170509_kizukuribenseshit

————————————————————
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」。
その続編として、続・「風の散歩道」と題してこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/