K089 最果ての地、竜飛岬 ・・・ その2


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岩礁の塔
前回の  K088 最果ての地、竜飛岬  続き・・・

竜飛岬最先端まであと一息といった辺りで見掛けた海沿いの集落。
何か見つかりそうな“気配”を感じ、ちょっとした隙間に車を止め下車。
“漁村と船と竜飛岬”と、進行方向にばかり気を取られ、車を降りても前方ばかり見ながらのモチーフ探し。
これと言った収穫も無く、振り向いた先に見たものがこれ!

海へ突き出た防波堤の途中に“ニョキッ”と立つ岩礁。
最初、何の違和感も無く、まるで無線や灯台のように感じていたのだが、それはただの岩(岩礁)の塔であった。
防波堤の先、すぐ先には祠を祭る岩礁が有るのだが、そう言う物でもない。
きっと防波堤を作るに当たり「この岩礁を壊すと罰が当たる、きっと嵐に合い船が転覆するぞ!」
そんな話が持ち上がったに違いない!
・・・などと想像させるのにピッタリの寸影であった。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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続・「風の散歩道」 K088 最果ての地、竜飛岬


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果の果、竜飛岬の「帯島」
好天・晴天、更には時間ありと、稀に見る好状況に気を良くして出掛けたこの日の散策。
目指した先は津軽半島は陸奥湾沿い。
とりあえずは新幹線の本州最北駅「JR奥津軽いまべつ駅」あたりまで行き、その周辺からの南下を思索。
思索などと難しい言葉を使えるのも今の時代だからこそだ。
前置きはこの位に、まずは、と言ったらいいのか“ようやく”と言ったらいいのか1時間以上の長旅?
ホッとして車を降り、まずは腰痛体操&ストレッチの休憩タイム!
新幹線駅の建物と隣合せの「道の駅いまべつ」に立ち寄り視察する。
この日は思いのほか人がいて、賑わいを見せていた。
気を取り直し、駅を後にし更に先へと進むことにする。
ここいら辺りから安易なバイパス通りを避け、海に面した旧道を選択する事に!
ただ走るばかりのバイパス通りとは違い、それなりの趣を見せる旧道。
前方に見える岬周辺は?、集落の佇まいは?などと思考しながらの走り。
途中下車をし、対岸を観ると“左前方・右前方・右手前前方”と山並みの色合いが違う。
丁度そこに釣りの下見をして来たと言う若者が来たので聞いてみると“北海道・下北・右手前が今別”との事。
どうやら旧蟹田辺りからバイパスで岬をショートカットして来た為、対岸の頭脳の配置イメージが90度ほど角度が変わってしまったようだ。
そうこうしながら走るうち辿り着いた先は津軽半島竜飛岬。さらにその最先端を担う「帯島」(と言うらしい)。
帯島の防波堤に上がり歩いてみると、目の前の海には意外にもちょっぴだが波が立っていた。
この天気“青空に風も無し”なのに!?これが日本海と津軽海峡の狭間なのか?(・・・などとブログには書いておこう!)

ここはその先端より1kmほど手前、太宰碑のある所からの眺め。
天候と時間、太陽との位置関係か、海面はドスンと青々とした所と空の色を映したような明るい青(水色)に振り分けられていた。
手前には「消波ブロック」が長~~~く積まれ、後方には北海道が、“ひょっこり”青く姿を見せていた。

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続・「風の散歩道」 K087 浪岡周辺から観る「岩木山」


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お岩木山の裾野隠す山並み
この日は買い物ついでにちょいと“大股で”足を延ばした一時。
一歩踏み出した先は浪岡周辺。
何時もと同じ眺めになるのを避け、農道狙いでこの日は走ってみた。
ところが、狙いはものの見事にはずれる事と相成った。
少し走ると、馴染みの通りと合流、脇道へ入るとまた合流、終いには見通しの利かない山中のりんご園を走り浪岡外周一周となっていた。

ここはそんな帰り際、ヒョイと通った通りからの眺め。
ここしばらくご無沙汰の「岩木山」。
手前に小高い山が横たわり、お岩木山の裾野が隠れて見えるのが浪岡東部からの眺め。
この時は、田んぼが微妙に色付き始めた時で、一部うっすらと黄色身をおびて来ていた。
そして、先ほど通ったりんご園が、「視察ご苦労であった!」・・・と、こちらを眺めていた。

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続・「風の散歩道」 K086 北金ヶ沢漁港


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出漁を待つ漁港
前回続き・・・
続・「風の散歩道」 K085 北金ヶ崎大イチョウ

前回、ジブリをイメージさせた神木のある深浦北金ヶ崎。
「せっかくの港町、漁港を見ずに去るのは失礼」と、神木を拝観した後は岸壁へ立ち寄る。
ここで歓迎してくれたのが波止場の主“カモメのカモジロウ”(と名付けておこう)。
車を止め周辺を歩き回る中、歩み寄った一艘の漁船。
その船を支えている支柱を陣取り、やたらとこちらを見つめポーズをとる。
右横顔を見せつぎは左横顔、また右横顔で首を傾げるように下から見上げ、
終いには頭を高くしての上から目線。
一歩づつ近づくも一向に逃げる気配は無し!
きっとこの船は、漁船→水揚げ→お食事タイム・・・と、カモメにとってのレストランに違いない。
そして、“この船は俺の船だ!”と身を挺して守ろうというのだろう!
この時は、そんなイメージを送ってくれていた。

ここは、そんなのどかな景色を見せる北金ヶ崎漁港の岸壁。
漁船が4~5隻横付けされ、さらに後方には5~6隻以上の漁船が頭から陸揚げされていた。
後ろを振り向くと、傾いた太陽が海面をギラギラ照らし、帆と遠くの岬が黒く影を落としていた。


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続・「風の散歩道」 K085 北金ヶ崎大イチョウ


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ジブリの世界・神木「北金ヶ崎大イチョウ」
前回続き・・・続・「風の散歩道」 K084 深浦風合瀬イカ焼き村
早々に目標を断念し、深浦町道の駅「風合瀬イカ焼き村」を後にしての帰り道。
自称「転んでもタダでは起きない★」自分としては、ポツリポツリと途中の港町に立ち寄り、周辺を散策する事にする。(★・・・と、ブログでは書いておこう)
のはずが、大戸瀬、千畳敷をすんなりパス、北金ヶ崎へと差し掛かっていた。
その時、目に飛び込んで来たのが「日本一の大イチョウ」の看板。
ここ北金ヶ崎を通るたび、一度は目にしておこうと思いながらもついつい素通りするばかり。
ようやくこの日が来たのかと快く納得し、大イチョウを目指しハンドルを切る事にする。
道案内を見ながら進むと、意外と思うほどその場所は近く、すぐに辿り着いた。
そのまま駐車場を素通りし、奥まで進むと行き止まりとなり古びた建物が一軒。
何とこの建物の二階で“お猿さん”がお出迎えしてくれた。
駐車場を“素通りしてでも”その先へと進んだのは、きっとこの“お猿さん”が誘導したに違いない!

ここはその「日本一の大イチョウ」の樹。
能書きによると「垂れ下がっているたくさんの気根・乳垂から「垂乳根(タラチネ)のイチョウ」と呼ぶそうで古くからの神木だそうだ。
また、産後の乳不足の女性に乳を授ける有難い樹で樹齢1000年以上との事。
たしかに樹の前に立つと何本もの気根が垂れ下がり、正に“これぞ大樹だ! 神木だ!”と思わせる。
大樹の中にスッポリ身体が入ると何やら感じるものが・・・?
いやいや、自分が感じたのは“霊感”等の感覚では無く、ジブリ作品だ!
ジブリ作品の背景等によく出て来そうな雰囲気そのものだった。

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続・「風の散歩道」 K084 深浦風合瀬イカ焼き村


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夏だ、海だ、○○だ!
この日出掛けた先は日本海を望む西海岸。
時間をにらみ「今日はとなり秋田の県境まで行って見よう!」と意気込んで出掛けたこの日の散策。
ところが道中、背中は張る、腰は悲鳴を上げる中、目に飛び込んで来たのが道の駅「風合瀬イカ焼き村」。
これ幸い、車を駐車場へ停め、ホッとして早々に車から逃げ出していた。
この時期、夏休みとあって家族連れや遠方からのお客さんが多くを占め、車のナンバーを見ると他県ナンバーがかなり見られた。
施設の中では土産物を物色する者、また施設の外では石段に腰を下ろし休憩する者、そして引き潮の岩場には“夏だ、海だ”とばかりに家族で水面を覗き込む姿が多く見られた。
また、休憩用だろうか、テントが“2~3張”張られている。
まさに「夏だ、海だ、タツローだ(ここは好みによる)!」とばかりに音楽が聞こえてきそうだ。

ここはその岩場から灯台(らしき建物)の見える一景。
前にも取り上げたことのある場所 K037 津軽西海岸・風合瀬周辺  で、そこから90度首をヒネルと見える灯台だ。
引き潮とあって岩礁の露出の多いタイミングであった。
終わってみれば(帰ってみれば)“背中に腰”そちこち悲鳴を上げ、早々に引き返した一日となっていた ・・・ トホホ


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続・「風の散歩道」 K083 浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地

 


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浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地
前回に続き、この日の“国道102号線散策”の最後は浅瀬石川ダム「虹の湖」別荘地。
K082 平川市葛川・井戸沢
平川市葛川井戸沢の畜産農家を後にし、ついでにと言う事で隣村の「切明」へ入ってみる。
ここ切明の奥山は「タケノコ」採りのメッカ。
6月頃には早朝から山菜採りがドッと押し寄せる。
そして、この切明の村はずれには以前渓流魚の養殖所があった。
その魚を利用し釣り堀が幾つもあり、その一つには大きな池が有りルアーやフライの釣りも楽しめる所であった。
それが残念ながら今は無し。
津軽弁で言う所の“むがしあったど、今ねど!”、これがピッタリだ。
村を通り抜け養殖所の一歩手前まで行ったのだが、草が覆いかぶさり養殖所を覗くのを断念。
あっさりと引き返した。
そして、最後に足を止めたのがここ浅瀬石ダム「虹の湖」にある別荘地。

ここはその幾つか有る別荘地の一つで、旧「沖浦ダム」の跡地にある別荘地を遠くから眺めた所。
今頃ともなるとダムの水位も大分下がり、旧ダムも姿をさらし周辺の地肌が露わとなっていた。
旧「沖浦ダム」の下流に有った集落へ下りて行く道路も、姿を見せていた。

 

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続・「風の散歩道」 K082 平川市葛川・井戸沢


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思いがけず目にした牧場・・・
久々に足を運んだ前回の葛川・温川方面の散策。
温川からゆっくり散策しながら帰る途中、左手から橋を渡り一台の車が来る。
「そう言えば、この左手奥の集落「井戸沢」へはまだ立ち寄った事が無いな!」
そんな思いに駆られ、これを機にのぞいてみる事にした。

集落の中へ車を進めると、狭い道の左右には数件の住宅が有り、すぐ登り坂となる。
通りをすり抜けるように進むと登り坂は右に大きくカーブ、
視界が開けると手前には畑、そしてその先には大きな建物がある。
どうやら畜産農家のようで、建物は道を挟んで数棟あり、肥料用タンクが数本立っていた。
この通り、真っ直ぐ進むと、山の奥?それとも隣村の「切明」?
迷った挙句、結局は引き返す事にした。
ここはそうして寄り道をした平川市葛川の集落「井戸沢」にある牧場の眺め。

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続・「風の散歩道」 K081 平川市葛川周辺

 


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ブラインド越しの別荘地
久しぶりに走る国道102号線。
ここしばらく、ダム湖・浅瀬石川ダム「虹の湖」から奥方面(十和田湖)へ足を運ぶ事がなかったので、ヒョイと足を運んでみたこの日の散策。
虹の湖を過ぎ、しばらく走ると黒石市から平川市となる国道102号線。
左手の小さな川が境目のようで、そこには標識が立っている。
浅瀬石川を右に左にそしてまた右へと縫うように走り、葛川、平六、温川と一気に走り抜けた。
到着したのは以前“温川鉱山”のあった入り口との交差点、ここから先は山登りとなり「滝ノ沢」「御鼻部山」と続く・・・
この“温川鉱山”現在は廃坑となり、入り口にはチェーンが張られていて、今は通行止めとなっていた。
今となっては10数年いやもっと前だろうか、この鉱山跡へよく来たものだ。
目的は“釣り”、そしてもう一つは先輩のご指導による“キノコ狩り”!
そして、ここでの釣り人としては新米の友との釣りの思い出が作品のモデルとなった!
画集 Vol-Ⅲ 風のゆくえより一節
今回はその国道102号線沿いの一景。
平川市へ入るとすぐの所にある別荘地帯。
この時期は樹木が伸び、目一杯葉を付けている為なかなか見通しがきかない。
そんな木々のブラインド越しの眺め。

 

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続・「風の散歩道」 K080 金木町加瀬周辺


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前回を踏まえ、自力奔走
前回の散策は“他力本願”であった為「K079 平川市唐竹」、この日の散策は目標を定め自力で走る“自力奔走”とした。
時間を見据え、この日は五所川原・金木方面を覗いてみる事に・・・

山手の県道36号線を進み、長橋溜池や大溜池等、今ではどうにか記憶にある“ため池”を見ながらの北上となった。
だいぶ進んだところで“何となく・何となく”見覚えのある交差点。
一旦通り過ぎたものの、UカーンしT字路に入ると鬱蒼とした木々に囲まれた神社が有り、ますます怪しい。
数百mほど進むと確信した。
以前、陸奥湾からの逆ルートで山越えしてきたラインであった。
確信を得た所で再びUターン、金木町を目指す。
そしてまもなく、「斜陽館」前に到着した。

こうして走り抜けたこの日の散策、今回はそのライン上の一景。
畜産農家だろうか?
水稲越しに見える建物は、横に長く、飼料を入れるタンクが2本見えていた。
車を降りて景色を見ていると、女子高生ほどの二人が来る。
一人はランニング、一人は自転車、まるでボクシング選手のロードワークの態。
・・・なのだが、服装はこれまた違う???
「部活?」、思わず尋ねたところ、
「いいえ、違います!」
ますます首が横倒しとなった。

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