続・「風の散歩道」 K051 国道102号線沿い平川市葛川


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十和田湖への西の入り口・・・

遠くへ遠くへと気の飛ぶ中、久々に足を運んだここは十和田湖への西の入り口平川市葛川。
自分の住まいから近い(距離はそこそこ有る)はずなのだか、“近くて遠い”とは正にこの事、年末に当たり“最後は・・・”とふと思い浮かんだ場所。
十和田湖へあと一息、山登りの始まる一歩手前の集落“温川”。
夏場であれば爽やかに走り抜けるこの通りだが、積雪の為この時期はすでに村はずれでストップ、ゲートが閉まっている。
ゲートロックを確認した後はUターン、国道102号線を温川→平六→砂小沢→葛川→沖浦ダムとゆっくり引き返した。
ここはその途中、国道から浅瀬石川をはさみ対岸を見下ろした葛川周辺の集落。
一見モノトーンの冬景色も、よくよく見ると微妙な色調のハーモニー・・・
前日は雪のこの日、杉や雑木の樹木には雪が絡み付き一層“微々妙々”な色調となっていた。
シャレた言い回しは出来ないが、調理で言えば丁度「具材全体にパン粉を振りかけたように・・・」とでも言えばいいのだろうか!?
雑木の木々には枝沿いに、杉の木には大きな塊りが乗り、まるでクリスマスツリーのお飾りのようだ。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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