続・「風の散歩道」 K048 昔ながらの温泉地大鰐


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オープンを待つ大鰐温泉スキー場
久々に早い時間からぶらり散策に出掛けたこの日。
数日前までの寒さも落着き、気温の緩んだすきを突くかのように小雨が雪を解かす。
一面雪で覆われた田園風景も、すっかり地肌をあらわしている。
遠くに見える山並みは、今では冬の色調となり杉林はドスンと黒く、樹木はさめた茶色となっていた。
それでも雪の解けた畦道には、雑草が薄緑の色を見せ、まだ踏ん張っているのはこの時期ならではの景色だろう。

そんな景色を見せるここは大鰐・宿河原周辺から見る大鰐温泉スキー場。
如何にもスキー場らしく滑走コースには雪が見られ、遠くからでもそれと分かるようにくっきりと白く浮かぶ。
「今シーズンもご来場お待ちしております」と、スキーコースの自己アピール・自己主張か・・・?

これは直近の、つい昨日の事であった。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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