続・「風の散歩道」 K090 竜飛・三厩_その3舟屋


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漁師の誇り舟屋・・・三厩
前回 K089 最果ての地、竜飛岬 ・・・ その2 の続き・・・
海岸沿いを走ると目に付く舟屋(舟屋で良いんだろうか?)。
海岸沿いを走ると集落ごとにこの舟屋があり、そこに住む者の暮らしの基盤となる物で有ろう。
海岸とあって風雨・風雪にさらされるのであろう、何処の舟屋も傷みが激しい。
板塀はグレーに変色し、屋根は赤く錆び上がり、多くはピサの斜塔よこしく傾いている。

そんな風情がどういう訳か興味を引き、モチーフとして観る自分がそこにいる。
ここはそんな竜飛・三厩周辺の舟屋の風情。
きっと漁師としては、舟屋を持つと言う事は一人前のあかしでもあろう・・・

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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