続・「風の散歩道」 K076 旧浪岡市・北中野周辺


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差し込む光・・・、嵐の前触れか?
津軽半島を目指したこの日の散策。
市内を抜け水田地帯を走る中、見るみる天候が悪化。
見上げる空の雲は異様に走りが良い。
そこの雲が「いつの間にか・・・」では無く、はっきりと肉眼で視認できるほどとなっていた。
遠くに見える山並みも何時の間にか雲に覆われ、この日の好天は“見込み無し”を暗示していた。
そんな天候下での記憶の一景。
逆光の為、場所によりドスンと黒く影を落す樹木。
水稲もこの頃にはだいぶ伸び、目の前の水面以外は緑に覆われている。
遠くの空には、荒々しい雲の隙間から光りが差し込んでいた。
結局、この日の散策は早々に終了となった。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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