続・「風の散歩道」 K069 黒石市大川原周辺


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春、山ザクラ咲く里・・・
梅も桜も草花も・・・、
順次咲いて楽しませてくれればよい物を、一斉に咲きだしてしまったこの春。
「どれ、八甲田寄りは?」とふと思い立ち、西の入り口黒石市大川原方面へ向かってみた。
当初酸ヶ湯あたりまでと思っていたのだが、黒森、大川原と周辺を走り回る内に見つけたのがこの牛舎。
大川原の村はずれに有りバイパス通りからも良く見え、以前から気になる存在であった。
近くで作業する主にに聞いてみた所、残念ながら今は牛はいないそうで、代わりにヒツジが四頭だけいると言う。
一時は80頭ほどいたそうだが、後継者もいなく、病気と高齢で一人欠け二人欠けとなっていったそうで、残念な思いだ。
ここはそんな牛舎、牛舎跡と言ったらいいのだろうか、旧道の集落を上って来た方から見た所。
丁度山桜が満開で周辺の雑木に先駆けて誇らしげに咲いていた。

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

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