続・「風の散歩道」 K042 奥津軽・今別周辺


20171022_20171019_1imabetsu1

逆光に輝く奥津軽の実り・・・
好天に誘われるように津軽半島を目指したこの日の散策。
以前、春もまだ早い頃の散策時、岬周辺は「冬期間通行規制」の案内を目にし早々に断念。
その思いがこの日の行動となっていた。 K011 小泊漁港
まずは五所川原を経由し、十三湖・小泊(中泊町)経由で竜飛を目指した。
小泊の漁港からは山登りとなり、ひと山越えると海岸沿いの通りとなる。
途中、「どうしてここに?」と言う所に車が一台ポツンとあり、年配の夫婦らしきお二人がヒョイと姿を現した。
ここは聞き覚えのある「七つ滝」と言う所らしい。
海岸沿いにそのまま車を走らせると前方は行く手を阻むように小高い山がある。
所々に道路が見え隠れし展望所らしき建物も。
勢いよく山を登り進むと見覚えのる場所K015 「竜飛岬」にたどり着き竜飛岬の先端を確認した。
そのまま陸奥湾沿いを南下、途中“日本一小さい新幹線の駅”と謳う「奥津軽いまべつ駅 」へ立ち寄り帰路についた。

今回スタートの津軽平野はすでに稲刈りを終えていて、ひと山越え陸奥湾へと入ると三厩・今別辺りの田んぼはまだ稲穂の垂れている所がポツポツ見られた。
ここはその帰路につく間際の一景、紅葉の始まった今別あたりの“逆光に輝く稲穂”。


20171022_20171019_bogake1

モチーフ探しの為の散策。その取材・回想のメモ、そして何より記憶にとどめる為始めたこのブログ。
先の「都会の片隅」を少しお休みし、今の身近なモチーフ、津軽地方を「風の散歩道」と題して始めます。
だいぶ前、津軽地方を中心とした作品で開いた個展「風の散歩道」(風景をもじり“風”)。
その続きとしてこのブログで綴ります。

自身のホームページ「俺のスケッチブック」 こちらもよろしく・・・
 https://www.atoriezero1.jp/