「都会の片隅」スケッチメモ №025 屋形船(浜松町)

障子戸に赤・青・黄提灯が吊るされ、 如何にもそれらしい姿を見せている屋形船。

その25) 屋形船・・・(浜松町)

山手線、浜松町下車、
秋葉原へ向かう途中の事、
車窓から見えた屋形船にふと気を留めた。
これまでは何気なく見逃していた眺めなのだが、
この日は妙に気になり覗いて見る事にした。
川岸には歩道が無いので、川と交差する橋から見るほか無いのか?
橋のたもとに交番が有ったので聞いてみたが、
詳しくは分からないとの事。
もっと大きな流れに浮かぶ屋形船の姿とは違い、
ここは小さな河川。
船も小じんまりした感じの船が、橋を挟んで上・下、
そして左右の岸に繋がれていた。
この手の船をまともに見た事も無いので、
”大きさ、見栄えの良し悪し”など分からぬが、
障子戸に赤・青・黄提灯が吊るされ、
如何にもそれらしい姿を見せている。
そして、それらに挟まれるように小さい船が一艘おきに並んでいた。

 

「都会の片隅」のテーマ解説

「生活の中の身近なモチーフを題材に・・・」で始めた「俺のスケッチブック」。ちょっとしたきっかけで始まった都会暮らしの今、東京都内を散策。
山手線を始め各路線の沿線、駅から一駅二駅と歩きモチーフ探し。
その時の様子・回想のメモに、作品になる前の正に”スケッチ”を交えて「都会の片隅」と題して綴ってみます。

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