「都会の片隅」スケッチメモ №034 杉並区荻窪駅周辺

板塀を真っ黒に塗り、その上の庇(ひさし)「ここはテント張でショー」的な部分までも”板”でテント型に造られている。ここはそんな「居酒屋?」(もつ焼き屋)

その34) 中央線沿線 杉並区荻窪駅周辺

前回は「中央線八王子」という事で中央線沿いを少し続けて見る事に・・・
指定区間乗り降り自由と言う事でJRの「都区内1日パス」を利用し”いざ荻窪へ!”(鎌倉ではなかった)
前回の八王子までの時間の感覚で行くと、荻窪まではまぁまぁの時間で到着。
荻窪駅の改札を出て電車進行方向右、駅ビルの二階から降り、とりあえず駅を中心に一回りと決め込んだ。
真っ先に出たのが「青梅街道」、少し行くと広い通りと交差し「あぁ~、これか!」、のこれが「環八通り」と、こ
んな調子のモチーフ散策で半周ほどでくたびれてしまった。
途中見かけた神社の話を少し・・・
中央線から離れすぎるとまずいとの思いから右・左と曲がるうち前方にオレンジラインの電車”中央線”が見えまずは一安心。
そのまま進むと間もなく左手に神社らしき屋根が目に入り覗いて見る事にした。
境内には二人の参拝者、ぐるり見回すと後方には鳥居の並ぶ参道がある。
これが住宅ということであれば、どうやら勝手口から入り込んだようだ。
その参道を逆走の形で進むと一旦参道が途切れ、小路を挟んでまた参道となる。
この参道、途中から入り込んだためこんなに長いとは”露知らず!”であった。
それにしてもこの参道、一方は小路、片方は住宅と狭い敷地に挟まれた参道だ。
神社と言う事でこの参道を保存したのか、はたまた参道だけが取り残されたのか?
ようやく参道を出るとそこは駅に通じる商店街の小道・・・と、こんな事を繰り返して荻窪散策を終えた。
ここはその神社参道の入り口のすぐ側の「居酒屋?」(もつ焼き屋であった)
板塀を真っ黒に塗り、その上の庇(ひさし)「ここはテント張でショー」的な部分までも”板”でテント型に造られている。
店主のこだわりがうかがえる。
左端にはなが~い提灯が吊るされ、真ん中には竹製らしき縁台の上に木箱と樽。
中にはワインと一升瓶がそれぞれ適度に入れられレイアウトされている。
右の入口には真っ白なノレンが下げられ、その右手に杉玉が吊るされていた。

 

「都会の片隅」のテーマ解説

「生活の中の身近なモチーフを題材に・・・」で始めた「俺のスケッチブック」。ちょっとしたきっかけで始まった都会暮らしの今、東京都内を散策。
山手線を始め各路線の沿線、駅から一駅二駅と歩きモチーフ探し。
その時の様子・回想のメモに、作品になる前の正に”スケッチ”を交えて「都会の片隅」と題して綴ってみます。

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