「都会の片隅」スケッチメモ №015 代官山周辺

古びた板を横長に順に重ね合わせ、その下には六つの窓枠がありガラスは無く中にツタが入り込んで葉を広げている。

その15) 代官山周辺

レンガ造りのビルの入口右手、今は使われていないのか荒れ果てた店舗跡?らしき小さな建物。
上部には古びた板を横長に順に重ね合わせ、その下には六つの窓枠がありガラスは無く中にツタが入り込んで葉を広げている。
奥は暗くよく分からないが、外手前には大きな看板が二つ立てられている。
その間には鉢花が二つ、さらに左横にはフォークとスプーンのオブジェらしき物が置かれている。
よく見ると古びた建物にある店名と、看板に書かれている店名が同じ。
あえてこのようにしているのだろうか?・・・・・・いやそのようだ!
この日は大崎から始まり目黒・代官山など、ほぼ迷子状態でただひたすら渋谷まで歩いた一日。そんな記憶のある一年ほど前の事。

 

「都会の片隅」のテーマ解説

「生活の中の身近なモチーフを題材に・・・」で始めた「俺のスケッチブック」。ちょっとしたきっかけで始まった都会暮らしの今、東京都内を散策。
山手線を始め各路線の沿線、駅から一駅二駅と歩きモチーフ探し。
その時の様子・回想のメモに、作品になる前の正に”スケッチ”を交えて「都会の片隅」と題して綴ってみます。

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