「都会の片隅」スケッチメモ № 006 浅草から上野へ

「江戸を味わう 江戸料理・・・」とうたう昔ながらの店構えの飲食店。

その6) 浅草から上野へ

この日は「浅草」から距離感の知れぬ「上野駅」を目標にしていたので、浅草寺へは立ち寄らずひたすら上野駅を目指すことにした。
土地柄なのか陶器などの食器店がそちこち目に付く。
(後に知ったのだがすぐ隣の町内は食器店の立ち並ぶ「河童橋」だそうだ)
途中右手の通りの隙間からは「スカイツリー」が顔を覗かせる。
上野へ近づくにつれ細長いビルがボチボチ見える。
それと隣り合わせて、昔そのままの姿を見せる古い建物がたまに見かけた。
まもなく上野に到着、意外に近く感じた道程であった。
ここはその大通りと交差する街角。
一角には色鮮やかな蛇の目傘三本を並べ、もう片方には入口。
入口には江戸を思わす辻行灯?が置かれ、仕切りのある板戸が開かれていて手前には桜の植木が置かれていた。丁度今が見頃の咲き具合で、ほか鉢物が台に乗せられている。
「江戸を味わう 江戸料理・・・」とある。

 

「都会の片隅」のテーマ解説

「生活の中の身近なモチーフを題材に・・・」で始めた「俺のスケッチブック」。ちょっとしたきっかけで始まった都会暮らしの今、東京都内を散策。
山手線を始め各路線の沿線、駅から一駅二駅と歩きモチーフ探し。
その時の様子・回想のメモに、作品になる前の正に”スケッチ”を交えて「都会の片隅」と題して綴ってみます。

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