「都会の片隅」スケッチメモ №039 高円寺続き(№037) ワイン酒場

ちょくちょく見かける”ワイン樽”をレイアウトした木調のワイン酒場。

その39)  高円寺続き・・・

東西に走る「中央線」、
「数年前に歩いたのは確か路線の北方向だったな!」
との思いがあり、「今回は南口方面を中心に散策」と決め込む。

改札を出ると賑やかな音が聞こえてくるのは北口の方。
予定を変更、北口へ出てみると駅前の広場で何やらイベントが行なわれているようだ。
今時のAKB・乃木坂風のお嬢さんたちのパフォーマンス。

そのイベントを横目に見ながらついでに周辺を歩き回る。
おいしそうな(魅力的な)小路がいくつも有り、人の流れに引き込まれるように入り込む。

高架橋周辺には居酒屋などの店が軒を連ね、その所々ではライブ演奏が行われていた。
うち一つは四・五人のジャズバンドでボーカルがEギターを弾きながら歌い・管楽器・ウッドベース等の構成だったように思う。

「高円寺は日曜ともなるとこんな事をしているのか!?」と思いきや、
「ようこそ・・・、今日は高円寺フェスを楽しんで行ってください」とのMC。
「なるほど、それでこの人、賑やかさか!」とこの時気が付いた。
高架橋を潜り南側へ移動、商店街をウロチョロ。
こちらでは高校生によるブラスバンドの演奏がおこなわれていた。

この高円寺、
「高円寺は自分の庭だ!」と、我がド・ラ・ム・ス・コが生意気にもこう言っていた事を思い出した。
「なるほど、音楽・居酒屋これが高円寺の姿か!!」

テレビで各社「ボージョレ・ヌーボ解禁」の放送。
解禁とあって周辺の酒屋の店頭はワイン・ワイン・ワイン!
丁度このワインのタイミング合わせた訳ではないが、今回はワインを提供するお店がモチーフ。

このワイン酒場は高円寺駅から南方向。
周辺にはあまり店のある場所では無い、細い小路の真ん中あたり。
それがかえって目に留まった。

今では結構見かける”ワイン樽”をレイアウトした木調の建物。
その色合いがマッチたお店。
店頭に二つの樽が左右にデンと置かれ、それを囲むように木製の椅子。

夕方近くと言う事で店は早くも”ライトアップ”。
その色合いが何とも気に入ったお店だ。

 

「都会の片隅」のテーマ解説

「生活の中の身近なモチーフを題材に・・・」で始めた「俺のスケッチブック」。ちょっとしたきっかけで始まった都会暮らしの今、東京都内を散策。
山手線を始め各路線の沿線、駅から一駅二駅と歩きモチーフ探し。
その時の様子・回想のメモに、作品になる前の正に”スケッチ”を交えて「都会の片隅」と題して綴ってみます。

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 https://atl-zero1.jp/