「都会の片隅」スケッチメモ №040 練馬区「石神井公園」

池の中にまるでマングローブのように水中に根く木のあるここは石神井公園。

その40)  馬区「石神井公園」

この石神井公園の池、細長く一つの池かと思いきや、実は二つに分かれている池であった。
寄り道をして来たため着いたのは二つの池の丁度真ん中あたり。
左(西)の池から観る事にし、山手線で言えば外回りで歩く事に。
ちょっと進むとすぐ橋があり、左回りと言う事でその橋を渡った。
渡った先には案内板があり、それによると当地を治めた豊島氏の居城「石神井城跡」との事。
なんでもこの豊島氏、歴史には全く疎い自分でも聞き覚えのある可の”太田道灌”に攻められ落城となったそうだ・・・
ここは石神井公園の西側の池を一回り近く歩いた所の水辺。
一見何でもない水辺の雑木。
”柳の木・・・?”なのか水辺から数メートル先に何本も生えていて、まるでマングローブのように水中に根を伸ばしているかのように見える。あるいは水位が上がった為なのか?
木々の並び加減、木に付く葉の適度な密度加減、その奥から覗く明るさ、そして手前の水面に映るシルエット。
これが晴天の日であれば、そしてこの時間でなければこんな風には見えないであろう姿を見せていた一瞬であった。

 

「都会の片隅」のテーマ解説

「生活の中の身近なモチーフを題材に・・・」で始めた「俺のスケッチブック」。ちょっとしたきっかけで始まった都会暮らしの今、東京都内を散策。
山手線を始め各路線の沿線、駅から一駅二駅と歩きモチーフ探し。
その時の様子・回想のメモに、作品になる前の正に”スケッチ”を交えて「都会の片隅」と題して綴ってみます。

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